世界最古とも言われるジョージアワインの「ストリ・マラニ・サペラヴィ」を飲む

ジョージア(旧グルジア)の主要な黒ぶどうを使って作った「ストリ・マラニ・サペラヴィ」を飲みました。

ジョージアは、東ヨーロッパに区分されていて、日本では2015年4月まではグルジアと呼ばれていました。

ワイン生産地としては、世界最古とも言われています。

ジョージアでは、オレンジワインが有名ですが、赤ワインも生産されていて、黒ブドウではサペラヴィが主要品種です。

サペラヴィは、色付けのためのと言うか意味で、舌が真っ黒になるくらいタンニンが強いのが特徴です。

若めのビンテージからも、枯れたニュアンスを感じる個性的な品種として知られています。

そして、今回いただくストリは、自社畑のブドウのみでワインを醸造しています。

栽培しているブドウは、赤はサぺラヴィ、オレンジワインはムツヴァネとルカツテリ、白はキシという品種です。聞きなれない品種が多いですね。

それでは、テイスティング・コメントにいってみたいと思います。

ブドウ品種は、サぺラヴィ100%です。

色はかなり濃い紫色です。

香りは、カシス、ブラックベリー、熟した果実の香りが沸き立ちます。そして、樽由来の香りが追いかけてきます。

味わいは、なめらかなタンニンと芳醇な香りから出てくる、ほんのりとした甘さが印象的です。

ボディはかなりしっかりあり、濃厚、かつ、キリリとした赤ワインに仕上がっています。

ただ、サペラヴィが持つと言われている、枯れたニュアンスはほとんど感じませんでした。

最近はAnything but Cabernet SauvignonまたはChardonnayと言われ、カベルネ・ソービニヨン、シャルドネ以外になんか無いの?というワイン業界の動向からするとジョージアワインは独特なワイン文化を持つため、今後注目の産地になりそうです。

また、世界最古とも言われるジョージアワインは、教会でも用いられる神聖なワインです。

キリスト教の聖書などでも、ワインはよく登場しますが、キリストや弟子たちもこんなワインを飲んだのかなぁと思いを馳せながら飲むのもまた面白いと思います!

いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!

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