ワインの王様と言うよりか、まだまだ王子様の域「テッレ・ダ・ヴィーノ・バローロ」を飲む

お買い得で、軽めな「テッレ・ダ・ヴィーノ・バローロ」を飲みました。

バローロと言えば、長期熟成に耐える、色が濃く、しっかりした渋みと、深い色合いのネッビオーロ種で作られるワインですよね。

そして、アルコール度数が高く、非常に重厚な味わいのワインでワインの王様とも呼ばれていますが、今日のバローロはそんな重厚さは皆無です。

こちらの造り手は、イタリアのピエモンテで農家と生産者協同組合とのコラボで産声を上げたテッレ・ダ・ヴィーノ社です。

ピエモンテで1番を誇る有名な3000樽ものフレンチバリックでワインを熟成させているそうです。

ただ、量を生産する造り手は得てして品質が付いてきていない事が散見されるので、こちらはいかに!?

セパージュは、当然ネッビオーロ100%です。

色は、赤みのある落ち着いた輝きのあるルビー色です。粘性は中程度。

香りは芳醇なプラム、ラズベリー、スミレが広がります。樽由来のヨーグルトっぽい感じや、ナッツっぽい感じがあります。

味わいですが、どっしりとしたボディと言うよりは、フレッシュな酸味がハッキリあり、滑らかなタンニンが絡むイメージです。

冷涼な地域で作られている感じが強く出ていて、モダンなイタリアンテイストを楽しむにはいいと思います。

華やかさはないにせよ、疲れたときにそっと寄り添ってくれる、そんな一本ですね。

軽やかな酸が全面に出ているところを見ると、イタリアらしい酸味溢れるアイテムだと思います。

お値段的には2000円台ですし、イタリアっぽいワインを求めるなら、食事の共にはアリかなと思います。

肩肘張らないデイリー・バローロって感じでコレもまた良いと思いますよ。

いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!

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