クリーンさとエレガントさを併せ持つ「トリンバック・リースリング」を飲みました。
トリンバックは1626年に創業し、4世紀にわたって歴史と伝統を家族経営で育んできたアルザスの名門ワイナリーです。
醸造過程ではすべてのブドウは手摘みで収穫したぶどうをグラヴィティシステムによって果汁を丁寧に抽出します。そして、醸造所ではステンレスタンクと古い木樽が併用し、伝統を重視しながらも最新技術を採り入れたバランスの良いワイン造りが行われています。そして、純粋で凝縮されたブドウの個性と品質をワインに表現するために樽熟成は行わないんだそうです。
また、ロバート・パーカーが著書パーカーズ ワインバイヤーズガイド 第7版で5つ星をつけ、トリンバック家は、世界中で最もすばらしく、もっとも優雅なリースリングを提供し続けていると評価しています。
色は、緑色のエッジを持った美しい輝きのあるレモンイエローです。
香りは、レモン、青リンゴ、グレープフルーツの柑橘系果実の香りが強くたちます。蜂蜜のような甘い蜜と爽やかな酸が相まって、旨味のある酸味がとても美味しいです。上品なミネラルも心地よいですね。微量のペトロール香もあります。
味わいは、レモンの果実感タップリでとてもドライです。ボディはしっかりしていますが、スリムに感じるほど酸味が強く、最後にちょっとしたほろ苦さを感じます。
また、ミネラルのニュアンスが広がり、熟成感と酸味とのバランスが良く、長く余韻が残ります。
フレッシュで爽快な果実味、しっかりした酸とミネラルのバランスも良く料理とマッチしやすいアイテムだと思います。
アルザスのリースリングが持ち得る最上のクリーンさとエレガントさを併せ持ち、まろやかでふくよかな味わいで非常に優れたフィネスを備えていると思います!!!
真夏の水分補給に、ランチに飲む一本として採用!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!