13世代にわたり世界最高峰のリースリングを作り続けるヒューゲル家の「ヒューゲル・クラッシック・リースリング」を飲みました。
ヒューゲル家は最良の区画から厳選され最良の収穫年のみ造られるジュビリー、遅摘みのヴァンダンジュ・タルディヴ、貴腐粒選りのセレクション・ドゥ・グラン・ノーブルなど高品質なラインアップを誇り、葡萄品種もリースリング 、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカ、ピノ・ブラン、シルヴァーナーなどアルザス地方のものは、全て樽香をつけずに、補糖を行わない飾らない造りをしています。
また、フランス国内の最高級レストランにリスティングされているのをはじめ、その名声は世界に知られるところとなり、現在は120カ国に輸出されているそうです。
それではテイスティング・コメントにいってみたいと思います!
外観は、輝きのある淡いグリーンがかったイエロー。とても溌剌とした若々しい色です。
香りは、レモン、リンゴなどの香ばしく新鮮で芳醇なフルーツの香り。また、スイカズラ、アカシアの花や、石灰、ミントのニュアンスが感じ取れます。ペトロール香は若干あるかなという程度です。
味わいは、エレガントで美しいミネラル感があり、心地良く、新鮮で親しみやすさが綺麗にまとまっています。
また、上品な果実味と後味は爽やかな酸味と、すこし苦味も残ります。ゆっくりと味わっているとじわっと優しい味わいが広がってきます。
ジワる旨さかな。
リースリングはある程度の値段のものじゃないと、らしさが感じられない印象があるのですが、このワインは刻々と香りが移ろい、口の中で転がしてみると、舌先にともる仄かな甘味に気付き、その変化に驚きを持ちました。
ソムリエ試験、ワインエキスパート試験の2次試験対策には、購入のし易さ、味わい共にもってこいのアイテムだと思います!!!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!