ロバート・パーカーのワインバイヤーズガイドでは赤ワインで5つ星生産者を獲得したドメーヌ が造る「ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス」を飲みました。
今日のワインを造るドメーヌ・ド・ラ・ジャナスは、伝統的なシャトーヌフ・デュ・パプの強烈なスタイルを保ちつつ、現代風の純粋さも備えていて、濃厚でリッチな作りをする事で有名です。
また、ドメーヌが持つ畑はあちこちに分断されていている為、あらゆる土壌にまたがって作られたぶどうを使っているのが特徴的です。
毎年ブドウをよく観察して、どのようにブレンドしていくかを決めているそうです。60を超える区画の中でさえ、出来あがったブドウの性質によっては、更なる細分化を行い別々に醸造することもあるそうです。
これほど難しい管理を行なって生まれる複雑性こそが、ワインを素晴らしいものにしていると評価されています。
そしてシャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュの全てのキュヴェにおいて、2000年ヴィンテージ以降は、パーカーポイントで90点を下回った事がない事から品質は維持され続けていると言えると思います。
そして、神の雫ワインでもあります!!
それではテイスティング・コメントにいってみたいと思います!
セパージュは南ローヌ品種のグルナッシュ 40%、ムールヴェードル 20%、カリニャン 20%、シラー 15%、サンソー 5%です。
外観は、輝きのあるダークチェリーレッドです。
香りは、スミレ、ブラックチェリー、ブラックベリー、完熟したプラム、イチコジャムの香りがします。少し黒胡椒などのスパイス、獣臭のような荒々しい香りも感じ取れます。
また、バラ、牡丹などの強目な花の香りのニュアンスもあります。
味わいは、濃厚でアタックもしっかりあります!酸や収斂味は比較的穏やかで、完熟フルーツの様な旨さ、甘さが主体に感じます。
良い意味で田舎っぽいイメージがありました。若飲みでも行けますが、ちゃんと世界観があってデイリーで充分楽しめます!!
牛肉、ジビエなんかを焼いて、濃厚なソースの合わせた料理に合わせるといい感じだと思います。
カリニャンが入ってたので、良いアクセントになってるのかもしれませんが、個性的で印象的なアイテムでした。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!