低収量で土地の特性をとらえた「ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー ラ・ルヴトゥリ セレクション・ジョー・ランドロン」を飲みました。
こちらのワインは1945年に設立された家族経営のドメーヌで、ナント地方の南にあるミュスカデ地区でもトップクラスのブドウ畑を所有しています。当然栽培はミュスカデです。
2011年にはビオディナミの認証も取得しています。
それではテイスティング・コメントにいってみたいと思います!
醸造はコンクリートタンクによるシュールリーです。ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌなので定式通り!
外観は、かなり淡い輝きのあるグリーンががったレモンイエローです。粘性も低めです。気持ちやや泡立ちがあるため、微発泡と言えるかな。
香りの第一印象は、かなり香りが取り辛い印象ですが、ややグレープフルーツの内皮や、レモンを感じます。スッキリした酸味のある果物の香りが気持ちするかなという程度。
味わいは、シュールリーからの果皮の心地良い苦味がスッと入ってきて、酸味が後から支配的になるイメージです。そして微炭酸なシュワっと感が、強く印象として残ります。
旨味ミネラル感も後々感じましたが、いかんせんシュールリーからくる、果皮の苦味と微炭酸のイメージが強く、スイスイ飲めます。
クリーンな酸味で代表産地のミュスカデ。勉強になる1本でした。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!