プロヴァンス地方のヴァン・ド・ペイから「ヴェルジェ・デュ・スッド・オウ・フィル・デュ・タン・ルージュ」を飲みました。
ヴァン・ド・ペイは、フランスの法律的に言うと、三段階の等級の真ん中に位置づけられたお手頃価格のワインです。
このワインの作り手であるジャン・マリー・ギュファンは、ベルギーよりブルゴーニュに移り住み、今ではシャルドネの魔術師と呼ばれ、非常に有名な作り手です。
一方、赤ワインはネゴシアンからブドウを買ってきて醸造しています。
セパージュは、グルナッシュ 37%、シラー 35%、カベルネ・ソーヴィニヨン 28%です。
NVなので複数の年のブドウが混ざっているので、細かいことは気にしないで美味けりゃいい的なワインです。
色は、透明度が高めなルビーレッドです。香りは、ラズベリーの甘酸っぱいニュアンス、ベリーや山椒などのスパイスが感じられます。
味わいは飲んだ瞬間に、明るい果実味が口中にぱっと広がり、フレッシュ感が駆け抜けて意外にも快適な飲み心地でした。
タンニンが心地よいボリューム感をもたらし、甘すぎず重すぎず引き締まった味わいです。
ローヌでは無いけど、フランス南部地方のワインらしさを感じる一本です 。
スクリューキャップで、値段的にも1000円台でお手軽だしなかなかいいと思います。旨安ワインに仲間入りです!
ちなみに、このワインの名前のAu Fil du Tempsは「時の過ぎ行くままに」という意味で、このワインと共に楽しんでほしいと言う意味が込められているんだなと理解しました。笑
気さくだけど、安旨なのでデイリーワインに最適です。市場にもたくさん出回っているので是非買い求めてみてください!!損はさせません!笑
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!