さすがはロマネ村のワインなんだなと妙に納得させられた「フレデリック・マニャン ヴォーヌ・ロマネ シャン・ペルドリ」を飲む

世界最高峰のドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのラ・ターシュとロマネコンティの隣のグランド・リューの上部斜面に隣接する最高の立地の銘醸畑から生み出されるワインの「フレデリック・マニャン ヴォーヌ・ロマネ・シャン・ペルドリ」を飲みました。

フレデリック・マニャンは、ネゴシアンである事の優位性を活かすワイン造りを行う作り手で、ネゴシアンとして最高評価のBDマーク4つを獲得しています。また、若き新星、新しいスタイルを確立した異端児などと称されていた、年々その評価を上げ続けています。

現在は自身でブドウ耕作会社を設立して、剪定から収穫までを全て指示し、栽培したブドウを使用するドメーヌに近いネゴシアンというスタイルを確立しています。

ビオロジックとビオディナミの中間に位置する独自のブドウ栽培、醸造においても太陰有機法を取り入れたワイン造りを行っています。

また2012年からのヴィンテージは、エコセールの資格を取得したそうです。

今日のワインは、標高260mのラ・ターシュの上に位置し、0.22haの区画から樹齢平均45年の古木より、小粒の良く熟したぶどうが取れるそうです。

それでは、テイスティング・コメントにいってみましょう!

色は、淡い綺麗なルビーレッドです。

香りは、赤果実のカシス、ラズベリーなどを中心とした香りが感じ取れます。

そして、バラや牡丹みたいな花のニュアンスがあり、シットリした色艶を感じさせられました。

味わいは、爽やかな強めの酸と詰まっているけど滑らかなタンニンがバランスよくあります。

若々しく凝縮感がありながら、飲み口は思ったより滑らかです。

村名畑のワインですが、さすがはロマネ村のワインなんだなと妙に納得させられました。

ただ少し単調な味わいに感じられるところもあり、グランクリュと地続きでも、やはり村名畑の理由が分かったような気がします。

色々あーだこーだ書きましたが、完璧な出来栄えのワインよりも、欠点があっても伸びやかなワインが好きなので、非常に満足しました!

このクラスのワインでさえも、私はそうそう飲めないので、いい勉強になりました。

いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!

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