チリ・アコンカグアのカサブランカヴァレーで造られた「カルフ・クダ・ピノ・ノワール」を飲みました。
今日のワインを造ったベンティスケーロ社のKalfuという意味はチリの先住民の言葉のマプチェ語で青という意味なんだそうです。エチケットの色合いと同じですね。
こちらの葡萄は、世界で最も乾燥した土地であるチリ北部のアタカマ砂漠で栽培をされています。
雨が降るのは年に1日だけといわれる土地で、何年もの試行錯誤を経て栽培をしています。
色は、淡い赤紫色で、サラッとした色合いから若いフレッシュ&フルーティーのイメージがしました。
香りは、ブラックチェリー、樽由来のバニラ、スパイスを感じます。そして複雑で非常にエレガントな香りがあります。
味わいは、軽めのミディアムボディ。
タンニンはまろやかで、少しキャンディっぽい甘さがあります。酸も程よくあります。
お肉料理というよりは、ロゼっぽい料理と合わせる使い方が良いと思います。
お肉に合わせるなら、豚肉、鶏肉でギリギリですかね。魚との相性の方が好みです。
ちなみに、このワインの名前にあるKUDAとは、マプチェ語でタツノオトシゴを意味します。
タツノオトシゴは、メスが生んだ卵をオスが育てるという特徴があり、ワインも大切にされて育ててきたという思いが込められているそうです。
辰年の人は是非、手に取ってみてくださいね!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!