チリで唯一アマローネ・スタイルで造られた「ヴィーニャ・ファレルニア・カルムネール・レゼルバ」を飲む

濃いぜ、アルコール度数高いぜ、甘いぜ!「ヴィーニャ・ファレルニア・カルムネール・レゼルバ」を飲みました。

ヴィーニャ・ファレルニアは1998年に設立されました。オーナーのフレサティは、1995年に観光目的で初めてエルキ・バレーを訪れて「どうしてこの素晴 らしい渓谷でワインを造らないのか」と思い、その翌日にはワイン造りを決意したそうです。

このワインの製法は、ブドウの枝に実を残して乾いた強い風の中で乾燥させた、アマローネ・スタイルで造られています。

セパージュは、カルムネール100%です。カルムネールはボルドー生まれの歴史的な晩熟の品種ですが、現在ではボルドーでは殆ど見られない。チリの一般的な品種で、他の生産国ではイタリアで少々。

色は輝きのある深い紫色。香りはプラム、ブラックベリーなどを思わせる果実香と煙、スパイスとムンっとする青い草の香がします。

ジャムっぽい甘い印象を強く感じ、旨味が濃く、果実味が口に広がります。

それとアルコールを強く感じ、ほど良くふくよかなボディが感じられます。甘い果実味と酸が厚みのある層を成す、この価格帯にも関わらずスケールの大きなワインではないかと思います。

特徴が強すぎて、少し食事に合わせ難い感はあると思います。笑

アマローネ=苦みという意味の通り、伝統製法によって生み出されるワインは、 妖艶な香りに加えビロードのような質感とボディ、苦味が渾然一体となった、唯一無二の味わいである事は間違いないです!

少し飲みすぎました。^_^;

いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!

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