リアルワインガイドの表紙を飾った2016年の旨安大賞の代表ワインとして、ワイン雑誌でとりあげられ有名になった「コート・デュ・ローヌ・ルージュ・ル・プティ・アンデゾン」を飲みました。
こちらの造り手は、濾過や清澄を行わない伝統的な造りをしていてワインを損ねる総ての技術は使用せず、果実味と土壌の可能性を生かすように醸造しています。
造り方は伝統的で、ステンレスタンクとコンクリートタンクを使って、ノンフィルターで瓶詰しているそうです。
日本では雑誌リアルワインガイドで、旨安大賞を受賞したワインでも知られていて、2016年の旨安大賞では88-89点を獲得しています。値段は1200円くらいなので確かに安いです!
さて、旨いかどうかは別の話!さあ、テイスティングしてみましょう。
色はグルナッシュ、シラーなので濃い紫色。香りは最初に感じるのはプラムやオークの香り。グルナッシュとシラーのバランスの良い香りがして微かに樽のニュアンスも感じ取れます。アタックはアルコールを感じるものの釣り合いの取れた強めの酸が良い感じです。
南仏らしい濃いめのボディで旨味もあります。
まあ、香りや余韻は価格並みですが、十分デイリーとしては使える一本です。
生搾り感があり、少しザラつきを感じる気がしましたが、このへんは価格なりなんでしょうね。悪い意味ではなく。
重さはありませんが、バランスは悪くないので、飽きずに飲める味わいに仕上がっていると思います。
1200円代でこのレベルは本当にあり得ない!値段以上に美味しいワインだと思ます!
値段と味わいが比例していると安心しますよね!笑
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!