山梨県韮崎市穂坂地区で育った甲州ブドウから造られた「シャトー・メルシャン・甲州小樽仕込み」を飲みました。
シャトー・メルシャンは、日本が世界的にも優れたワイン産地として認められることを目指してワイン造りをしているメーカーです。
そして甲州小樽仕込みも日本のワインでしか表現できない個性を追求したワインの一つとして生み出されました。
日本ワインならではのフィネスとエレガンス、調和のとれた上品な味わいを表現した、欧米の模倣だけでは辿り着けない甲州ブドウの未来を切り拓いた、このワインをテイスティング&コメントしてみたいと思います!
色は、緑がかった淡い艶のある麦わら色です。
香りは、柑橘を思わせるすがすがしい豊かな果実の香りと、上品なヴァニラの風味の香りが感じられます。甲州は香りが弱いイメージがあり、小樽仕込みというだけあって、ともすると樽の香りが前面に出過ぎてしまうと思いきや、果実味とのバランスが良く樽の香りが味わいに奥行きを与えています。
味わいは、シャープな酸味とふくらみのある果実味が感じられ、バランスの良い繊細な味わいです。
後味のキレや香りの広がりが程よくあって、余甲州の爽やかさがなんとも大和撫子のようなワインです。 飲み飽きしない感じがとても好印象でした。
やはり、料理に合わせるとしたら、焼き鳥、サンマ、天ぷらと相性が良さそうですね!!
甲州ワインでここまでやれる!と誇れるようなワインだと思いました。日本人ならとりあえず飲むべし!
デカンター アジアワインアワード2012 シルバーメダル、インターナショナル ワイン チャレンジ シルバーメダルなど受賞歴も多数あるし、世界に誇れるワインだと思います!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!