売り手としては大企業のような顔を持ち、造り手としては小さなワイナリーの集まりとして、良いワインを造る「オノロ・ベラ」を飲みました。
印象的なエチケットで有名な、ヒル・ファミリー・エステーツの当主ミゲル・ヒルさんは、最終的にコストパフォーマンスの高いワインを造りたい、それを消費者に届けたいと思っているそうです。
そして、新しくワイナリーを設立する際の場所を選ぶ基準は土着品種があることと、古い樹齢であることと、マイナーなアペラシオンであることの3つなんだそうです。面白い戦略ですね。
また、このワインはアカデミー賞の後に開催されるパーティーで、ウルフギャングパックがセレクトしたという逸話が有名です。
スペインのガルナッチャ100%です。
明るいルビーレッド。香りはイチゴやブルーベリーを感じさせます。それとシナモンのニュアンスが少々。
味わいは典型的なモダンスペインか。甘さと酸っぱさは有るものの、余韻がないあんまり無い。笑
潔さがあって、ついつい、次も次もと杯を重ねてしまう中毒性もありますね。
それにしても、エチケットそのままに華やかかつ刹那的な、強烈な印象のワインでした!
ワイワイバーベキューをしたりキャンプファイヤーをしたくなるような、気持ちにさせてくれる、ワインでもあります!
濃いデイリーワインを求める、コスパ重視の人には良い選択肢になると思います!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!