美しい葡萄園を意味するベリンガム・ワインズが作る「ベリンガム・シラーズ」を飲みました。
こちらのワイナリーは、シラーズ100%のワインを南アフリカで初めて造ったとして有名です。
その他にもロゼワイン、辛口白ワインは、同ワイナリーが南アフリカにおいて初めてリリースした事でも知られています。
フランスのローヌ地方のようなクラッシックなスタイルを目指しつつ、新しいことにもチャレンジして、長い歴史の中でも常に進化し続けている生産者です。
ちなみに南アフリカには、シラーとシラーズが存在しますが、同じブドウで名称の違いがある理由は、旧世界スタイルか、新世界スタイルかによって生産者が使い分けています。
それではテイスティング・コメントにいってみたいと思います!
外観は、ダークチェリーレッドで、粘性も高い。まだまだ若い感じがします。
香りは、プラム、インク、ブラックベリー、インク、ミントなどニュアンスがあります。また、ナツメグ、煙、鉱物を感じるミネラルもあります。
味わいは、濃い印象はなく、カスタードのような甘さがあり、その後の余韻にかけては、スモーキーな香り、杉の木のような印象が鼻を抜けていきます。樽熟成から由来する風味が、濃縮した果実味に溶け込んでいるように感じます。
タンニンは強めで、ギチッとした収斂性を感じます。また、膨らみある味わいで余韻があります。
サクラワインアワード2019ではゴールド受賞するなど、価格の割には評価も上々。
お安目価格の南アフリカっぽい感じが好きなら好印象のワインだと思います!
勉強になるアイテムでした。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!