世界一のソムリエになった田崎真也さんが物凄い点数をつけた、シチリアの大地の恵、ブドウの特徴を引き出した味わいの「フェウド・アランチョ・シラー」を飲みました。
フェウド・アランチョは、イタリアのシチリアで単一のブドウ品種100%でワイン造りをする、超お買い得ワインの作り手です。
特に、このシラーについては、イタリア最高評価誌のヴェロネッリで、準満点の二つ星★★と評価されています。
ちなみに田崎真也さんが、1000円前半のワインに対して、雑誌ヴィノテークで高いコストパフォーマンスも評価したいとコメントされていました。
色は濃い紫色。香りはプラム、カシスのような果実や、ビターチョコ、ココア、胡椒のスパイスを感じます。滑らかな舌触りに、まろやかで膨らみのある果実味が広がり、酸味が全体の味を引き締めバランスがいいと思います。シチリアワインらしい陽気さも感じました。
ざらつきも無く、滑らかで濃厚な香ばしい果実味は、ステーキ、煮込みなどの肉料理にマリアージュすると思います。焼き鳥のタレでも合いそうですね。
煙臭や獣臭はあんまり感じないので、シラーの入門的な位置づけだと思います。あんまりパンチが強いと飲みにくいですから入門編はこれぐらいがちょうどいいですね!
田崎さんが評価するように、コストパフォーマンスは良いと思いました。感覚的に言うと、フェウド・アランチョはチリで言うコノスルみたいな存在だと思います。
シラーでも色々ありますね!勉強になる一本でした。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!