カルフォルニアでピノ・ノワールでは、ロマネ・コンティに比肩すると言われる「カレラ・ジョシュ・ジェンセン・セレクション・シャルドネ」を飲みました。
こちらの造り手は、ピノ・ノワールでは漫画ソムリエで取り上げられ、テレビではロマネ・コンティと間違えられた事がある有名な造り手です。
カレラのジョシュ・ジェンセンは、その昔ブルゴーニュワインに惚れ込んで、自分のライフワークをピノ・ノワールにかけることを誓ったことからはじまったそうです。
ブルゴーニュでワイン造りを学びピノ・ノワールとシャルドネは、石灰質が肥沃な土地で素晴らしいバランスのワインが造ることが出来ることを学びました。
そして、今回のテイスティングはピノではなく、シャルドネの方を飲んでみました。
それではテイスティング・コメントにいってみたいと思います。
エチケットはNHKの番組などに作品を提供している女性書道家の紫舟(シシュウ)さんが書いたものみたいです。
色は、とても綺麗なレモンイエローです。
香りは、洋ナシの香りが真っ先に現れ、黄色い花、そして、樽由来のバニラ、ナッツの香りが立ってきます。また、オイリーでオークっぽいニュアンスも感じられます。
味わいは、口に含むと絹のようにしなやかな口当たりで、華やかだけども、ミネラル感もあり、芯の強さを感じました。クリーミーでボリュームのあるシャルドネ。少しビターさもあって後味に広がる酸味がいい感じです。
ピノ・ノワールは、ロバート・パーカーもカリフォルニアのロマネコンティとカレラのことを語っていますが、シャルドネも中々どうしていい味わいですよ!!
フランスのブルゴーニュを越えるワインは絶対に造れないとまで言われていて、ピノは定説を覆したことで有名になりましたが、シャルドネもその日は近いかも!?!?
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!