石川県の穴水町で作った「能登ワイン・Nセレクト・白」を飲みました。
このワインを作った穴水町は、日本海側最大の牡蠣の産地です。牡蠣といえばフランスだとシャブリと直ぐに思いつきます。
こちらの能登ワインも土壌作りに、牡蠣の貝殻を砕いて土作りに活かしているそうです。
ただ、学術研究的には土壌とワインの直接的な関係は証明されていないのが、アカデミックな業界では定説みたいなので、どこまでワインの質や食事との相性に影響するのかを確認してみたいと思います。
色は透明感のある淡いレモンイエローです。
香りは、マスカットや青リンゴの爽やかな香りがします。後味は、辛口と言うよりは中口からやや甘口で、複雑さや華やかさは抑え目かなと思います。
ブドウ品種は、ラベルにはシャルドネ等と記載されていましたので、ブレンドだろうと思います。調べたら、シャルドネとソービニョン・ブランのブレンドみたいですね。
まだ、醸造用のブドウを作ってから歴史が浅く、試行錯誤している感じなんでしょう。まだ、お土産ワインの域を出ていないと言うのが感想です。
ただ地元消費型のワインだと、味わいが薄く、甘口の方が、地元の消費者には受けるのでしょうか。
牡蠣に合わせるよりは、甘みの強い正月料理で飲む方が良いかもしれませんね。
ブドウ栽培に独自の工夫をしているそうなので、今後に期待ですかね。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!