豊かな酸味が印象的な「ブルゴーニュ・ブリュノクレール・アリゴテ」を飲む

秀逸な造り手として好評を博す名門が作るACブル「ブルゴーニュ・ブリュノクレール・アリゴテ」を飲みました。

今日のワインを造るブリュノクレールはロバート・パーカーが星4つの評価をしていて、秀逸な蔵として好評を博しています。

テロワールを最大限に引き出し、白は瓶詰め前の清澄は一切行わないそうです。そして軽いろ過のみで瓶詰をする造りです。

アリゴテというと、フレッシュで透明感の輝きのあるワインというイメージですが、瓶越しに見ると清澄度は低いかも。これも作りから来るものなのか。

それではテイスティング・コメントにいってみたいと思います。

外観は、澄み切った色調で、やや濃いめの黄色です。粘性は中程度。

香りは、しっかりと取れ、洋ナシ、黄桃、スイカズラ、バナナ、ややトースト香が感じ取れます。熟成感が出つつあるかなというところです。

味わいは、アリゴテらしくエッジのきいた豊かな酸味はありますが刺々しさはありません。少し熟成を経て丸みが出ています。複雑味は無くシンプルな印象です。

また、まろやかに塩っぽさと貝殻、石灰のニュアンスが感じられます。鼻から抜ける心地よい香、喉越しには香ばしいナッツ香もあります。ほのかな苦味を感じるのもアリゴテの特徴なんですかね。

ACブルにしては見事に焦点の定まったワインではないかと思います。

話はそれますが、今年のソムリエ試験は白1品種でアリゴテが出題されたようですが、これは難しい。

多分私でしたら、シャルドネ寄りのコメントを取れたらラッキーかな。樽香の弱さ次第では、リースリングに寄ってしまう可能性すらあるアイテムです。

テイスティング・コメントに戻ると、アリゴテの酸味、苦味は、和食との相性が良く、天ぷら、焼魚、刺身といった素材の味そのものを楽しむ料理に合わせるのがグッド。d(^_^o)

また、ビネガーをかけて楽しむサラダ類も良さそうですね!

いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!

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