華やかでフローラルな風味を伴ったフレッシュな果実味が特徴的な「ケープ・ハイツ ヴィオニエ」を飲みました。
レストラン経営をロンドンで成功を収めた資産家のもとに生まれた創業者ポール・ブティノが、ワインの仕入を頼まれていて、そのセレクションが評判になると、その思いは「レストランで喜ばれるワイン造り」へと発展していったそうです。
今ではヨーロッパのレストラン業界で圧倒的な支持を集め、品質を追求した本格派のヴァラエタル・シリーズとして、ケープハイツは販売されています。
それでは行きますよ。
マンゴー、洋ナシ、ピーチなどを思わせる果実香、白い花を思わせる香りです。
口の中に香りから想像するような華やかな風味を伴ったフレッシュで優しい果実の旨味が広がります。
綺麗な酸を適度に感じ、爽やかでクリーンな印象です。
余韻はやや短めで、流石に2000円台、3000円台と同等とはいきませんが、果実味の旨味と共に、僅かに苦味の要素が口中に残りヴィオニエらしい所もちゃんと出ています。
キッチリ温度管理したので、フルーティーさと締まりもありバランスは良いです。
香り立ちが良くてすっきりした白を求めている人にはちょうど良いと思います。また、価格対比で見ると本格感が感じ取れます。
これが800円台ですか、、、
恐れ入りました。チリワインを凌駕する素晴らしい1本でした。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!
【南アフリカ】【白ワイン】ケープ・ハイツ ヴィオニエ [辛口]