新進気鋭の品質の高いコストパフォーマンスに優れた「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」を飲みました。
レ・ヴィッレ・ディ・アンタネは、イタリアのヴェネト州のヴェローナに位置しています。
ヴェローナの中心部には、街の象徴でもある古代ローマ時代の円形競技場があり、中世の美しい並みが残る「ヴェローナ市街」はユネスコ世界遺産にも登録されている歴史を感じさせる街並みの中に、このワイナリーはあります。
今日飲むのはアマローネです。
アマローネとは、ヴェローナ近郊に位置するヴァルポリチェッラ地区で作られているワインの事で、陰干しをしたぶどうを使用して造られるワインをアマローネと呼んでいます。
陰干ししてブドウの水分が飛ばすことで、ブドウの凝縮度を高めることが出来、複雑な香りが生まれる事でアマローネが出来上がっていきます。
また、アマローネと名乗るには様々な基準をクリアする必要があります。
例えば、イタリア土着品種であるコルヴィーナ・ヴェロネーゼ種、ロンディネッラ種、モリナーラ種を使用するとか、陰干しの期間、樽熟成の期間、瓶熟成の期間、アルコール度数などの基準をクリアしなければなりません。
また、品質の高いワインを作り出すために、非常に手をかけて粒選りのいい状態の果実でワインを作っています。それ故にお値段も高めになっていますが、仕方ない事なんですよね。
それでは、テイスティングコメントにいってみましょう!
セパージュはコルヴィーナ 60%、コルヴィノーネ 30%、ロンディネッラ 10%です。
色は、深いガーネットです。
香りは、カシス、ラズベリー、チョコなどが濃厚で、とても甘美です。干しぶどう感を感じるところが凄いです!個性があって楽しい!
味わいは、タンニンは滑らかです、余韻はチョコが香りが口の中に支配的に広がります!長い余韻が楽しめて、しかもお上品です。
アマローネを飲んでないワイン好きの方は、安くて買いやすいから、是非試してみて下さいね!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!