ワインに向き合いたい人向けの骨太な複雑系の「ウガバ 2013」を飲む

樽が効いた骨太で凝縮感のある「ウガバ 2013」を飲みました。

こちらのワイナリーは、まだ歴史は浅く2005年に元シャトー・コス・デストゥルネルのオーナーであったブルーノ・プラッツ、サンテミリオンのシャトー・アンジェリスの当主ユベール・ド・ブアールがクレイン・コンスタンシアと共に立ち上げました。

そして、2009年にはワイナリーを改築し、様々なサイズのタンクを完備。これにより、大きさの異なる畑の区画毎の醸造と管理が可能になりました。

南アフリカのテロワールが生み出す果実のリッチさ、しなやかさとボルドーのワイン醸造哲学が生み出す繊細さとバランスの良さを持つワインがコンセプトなんだそうです。

セパージュは、シラー64%、カベルネ・ソーヴィニョン28%、プティ・ヴェルド8%です。

色は濃いダークレッドで、香りは最初はまろやかで、ブラックベリーの香りがガツーンとやって来て、バニラ香とキャンディっぽい感じが追いかけてきます。また、黒糖のニュアンス、スパイスの土っぽさも感じられ複雑さと、骨太な構造はシラー、カベルネ・ソーヴィニョンらしい味わいです。

凝縮感ある旨味の要素がスムーズに広がる印象の分かり易い1本ですよ!

スワリングするのが楽しくて仕方なく、香りだけでも充分楽しめます!

コレは向き合って飲むに値する素晴らしいワインだと思いました!チーズとよく合って、ちょっと飲み過ぎましたぁ。。

それなしても、南アフリカワインはこのクラスがリーズナブルにどんどん出てくるって、どんだけワインに適した土地柄なんでしょうか!一回行ってみたいですね!

扱っているショップはあまり多くなさそうなので、もしかしたら値上がりするかもなぁ。。。買える方は早めにおさえておくことをオススメいたします!

いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!

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