筋肉ムキムキのワインを想像してしまいがちな「マッチョマン・モナストレル」を飲みました。
こちらのワインは、国際コンクールで6つの金賞を受賞し、スペイン全国紙「El PAIS」にて10点満点中9点獲得していて、裏のエチケットでアピールしています。
裏面に、インポーターのシールがベタッと貼ってあって見難い!
エチケットの表面のMMMは、マッチョマン モナストレルの略称です。別名は3Mで、スリーエムとも言います。
飲んだらマッチョになりそうな、見る者に強烈なインパクトを与えるラベルですよね。
何故こんなラベルにしたのと思うところですが、今日はジムでトレーニングをしたこともあり、思わず手に取ってしまいました。笑
これを手に取ってしまった時点で売り手の術中にまんまとハマった気がします。 笑
このワインに使用されているモナストレルというブドウは、フランスではムールヴェードル、アメリカやオーストラリアではマタロとも呼ばれ、補助用の香りづけなどに使用されることの多い品種です。
しかし、スペインでは、このスリー・エムのように単一で使用されることも少なくありません。
スペインのモナストレル100%ワインの中で、確固たる評価を得ているのは、同じくフミーリアのファン・ヒル シルバーラベルでしょうか。
ちなみに、パーカー・ポイントは91点獲得、サクラワインアワード金賞を受賞しています。
では、感想にいきますよ!
色合いは、遠目に見ると濃いガーネットですが、輝きのあるルビー色という表現がしっくりくるかも知れません。艶やかで、透明感のある色合いです。
そして香りは、バニラの濃厚な感じと、煙、スパイシー、熟したプルーンのような強い香りがします。
味は、しっかりとした果実の凝縮感があり、程よい果実のアロマを残しつつ長めの余韻を残します。
エチケットに描かれている人物の様な、複雑で、丸みのある、力強いワインを表現しています。と説明に書かれていましたが、もう少し、影のあるちょいワルおじさんのイメージです。個人的なイメージですよ!
早くから飲める造りで、バランスもよく、そしてコストパフォーマンスも抜群と、ワインそのものとしては十分におすすめできる一本です。
1,000円台前半のワインにしては、モナストレルの品種の良さを十分に堪能できる造りで、コスパが高いワインであることは確かだと断言できます!
ジャケ買い、ではなく、ラベル買いも良い物に当たると嬉しいですよね!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!