フランスの高級スーパーのコスパワインとしてよく見かける「シャトー・サント・マリー・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ブラン・アントゥル・ドゥー・メール」を飲みました。
シャトー名のサント・マリーは、醸造所に飾られていた聖母マリアが由来しているそうです。
カーブなどの至る所で丁寧に造られたワインを見守り続けているという事みたいです。
やはりワインとキリスト教というのは、密接に関係しているのが分かります。
セパージュは、ソーヴィニヨンブラン 70%、セミヨン 25%、ミュスカデ 5%で、典型的なボルドー ブランです。
外観は、輝きのあるグリーンがかったイエローです。セミヨンの影響が出ていて、少し黄色の色合いが強いです。粘性は中程度。
香りは、ライム、レモンなどの柑橘系の果実、上品な白桃、スイカズラなどの白い花が取れます。塩っぽさと、ミネラルのニュアンスもあります。
味わいは、果実味は豊かで、溌剌とした酸味もあり、ボディは厚く、芳醇な風味が広がります。そしてフィニッシュはスッキリとしています。
フランスの2000円台のワインにしては、安定感があるちゃんと美味しいワインでした。
料理とのペアリングは、夕食前の飲み物として冷やしたこのワインを、生の魚介類、白身の肉類、魚のグリルですと楽しめるのではないかと思います。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!