サントリー登美の丘ワイナリーの「登美の丘 甲州 2017」を飲みました。
日本ワインを代表するサントリーのミドルレンジの登美の丘です。
毎年、登美の丘シリーズは日本のミドルレンジの出来栄えを測るワインとして、なるべく飲むようにしていますが、今年は如何に。
ちなみに過去のテイスティングコメントは登美の丘 シャルドネ 2014、登美の丘 シャルドネ 2013に書いているので良かったら見てください。
それでは、テイスティング・コメントにいってみましょう!
今回は甲州100%です。
色は、淡くクリーンなレモンイエローです。
香りは、柑橘的な落ち着きのある酸味とライムのような清涼感、白い花を感じさせる香りがあります。また、樽由来のバニラ、マロンのような甘いニュアンスがしっかりと感じられます。
味わいは、非常に軽やかな印象があり、余韻のボリュームはしっかりとあります。数秒待って、追いかけるようにじわっと甘味のあるニュアンスが出てきます。
旨味成分を抽出するために、発酵後のオリをそのまま静置させるシュールリーをしているような、ふくよかで厚味のある旨味を引き出していると思いました。
ジャパンプレミム甲州と比較すると、やはりこちらの出来のほうが上だと思いました。
完熟ブドウに由来する凝縮した果実味とジワッと体にしみ込むような旨味は唯一無二かも!!!
今までに飲んだことのないワンランク上の甲州ワインでした。さすがサントリーさんです。
刺身、カルパッチョ、レモンをしぼったトンカツなんかと合わせて堪能したいですね。美味しい甲州は日本食に合うので、食事を素敵に彩ってくれて、楽しくなりますよね!!!
過去の登美の丘シリーズのテイスティングコメントも見てください!
・登美の丘 シャルドネ 2014
・登美の丘 シャルドネ 2013
・登美の丘 赤 2015
・登美の丘 赤 2013
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!