本業が建築設計士の方が造る「シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ」を飲みました。
今日のシャトー・レスカノ・バイ・プピーユを造るのは、プピーユを手がけるフィリップ・カリーユと従弟のシャトー・レスカノの現オーナーのパスカルの二人が中心に造られているそうです。
実はワイン造りは本業の傍らで趣味として行っていることから、品質を落として無理に生産量を増やすなどといった商業的な考えは一切なく、自分が造りたいワイン、飲みたいワインを純粋に追及しているとのこと。
プピーユは、ペトリュスと張り合ったワインとして有名ですが、そのプピーユがコンサルしたワインという事でインポーターさんが売り文句を必死に考えている感じが透けてきます。笑
という、うがった見方をしないで、テイスティング・コメントにいってみたいと思います!
セパージュはメルロー 75%、カベルネ・ソーヴィニヨン 20%、カベルネ・フラン 5%です。
ステンレスタンク醗酵の後、20%をオーク樽、80%をステンレスタンクにて熟成させています。
外観は、濃く美しいダークチェリーレッド。
香りは、ブルーベリー、ブラックベリーなどの黒果実の凝縮したアロマ。その他にはカシス、樽のニュアンスが感じ取れます。鉄や生肉のニュアンスもあります。
味わいは、タンニンが溶け込んだ感があります。
ただネガティブなワードで表現すると、全てが軽く薄い感じがする。。。
まあ、無いものも表現するよりは、あるもので表現するべきなのですが、どーもしっくりこないというのが第一感としてあります。
こういうワインだって、食中酒であれば何ら問題ないレベルなんですけど、今日は余りにも自分のコンディションがイマイチで、分析が雑なのかもしれない。。
お土産でもらったワインなので、文句言うのも良くないですよねぇ。反省反省。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!