チリ産らしいけど、ボルドーを想像させる気品のある「オッドフェル・アルマドール・カベルネ・ソーヴィニヨン」を飲みました。
このワインの生産者であるノルウェー人で船乗りのダン・オッドフェルさんが、チリのマイポバレーに惚れ込み土地を開いてワイナリーを作りました。
雨の多いノルウェーのベルゲンは、雨が多くてワイン作りには適さない土地柄でもあったことから、チリに惹かれたと言われています。
この土地は、沿岸から吹くそよ風が素晴らしいテロワールを作り出し、結果すばらしいワインが産出されています。
カリフォルニアの有名ワインメーカーのポール・ホッブスなどと国際的チームを作り、ワイン造りを行っています。
色は、濃いガーネットです。香りは、まずはじめにスミレ、次にブラックベリーです。イチジクなどの濃い赤果実感もありますね。
カルメネーレっぽさが強いイメージがあります。2015年と若いこともあり、勢いのある感じがあります。
味わいは、残糖感があり甘さを感じるボディを感じさせるワインですね。濃縮感があり、しっかりとしています。柔らかなタンニンを持っていて、飲みやすいと思います。
甘さが強く少し飲み飽きるタイプではあるので、2杯ぐらいで切り替えるぐらいが丁度良いと思います。
お買い得感という点では、1000円台中盤だと他のアイテムでも良いかなと思います。突き抜けている感がないので、個人的には押しづらいかな。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!