宮崎県都農(ツノ)町のシャルドネの「都農ワイン・シャルドネ・アンウッディド」を飲みました。
都農は、雨の多い土地だったため、昔はブドウに限らず果樹栽培自体が難しいと思われていたそうです。
しかし雨、蔓割病、台風、塩害と戦いながらも生産量をのばしてきて、今では宮崎県都農町の風土を表現するワインを作るまでになりました。そして宮崎県下有数のぶどうの里からワインの里に!ということでワイン醸造にも近年は力を入れているそうです。
都農ワインは白ブドウのシャルドネ、ソービニヨン・ブラン、黒ブドウはシラー、ピノ・ノワール、マスカットベリーA、テンプラニーリョ、メルローを栽培しています。
ただ製品ラインナップからロゼ、白ワインに力を入れています。やはり雨が多いことから晩熟のカベルネ・ソーヴィニヨン・ブランなどは難しいのでしょうか。
グラスに注ぐと微炭酸のためにグラスのふちに泡が少しだけ残り、爽快な印象を受けます。
色は淡いレモンイエローでキラキラと輝きクリアーです。
香りは甘酸っぱい青リンゴや柑橘系の果物や洋ナシ、白い花などの甘く華やかで、爽快感ある香りが次々に現れます。
味わいは、ステンレスなのに厚みのあるボディ、優しい甘さと完熟した果物を食べたような爽やかな酸味が口に広がります。また、グレープフルーツをかじったような苦みや、鼻に抜けるミネラル感がバランス良く、ドライな印象も感じながら、スッキリとした味わいです。
余韻は長くはありませんが、フルーティーなスタイルなのでどんどん飲めるのが危険です。笑
宮崎という地で、雨量も多く高温多湿で、台風も来る土地で高品質なワインが造られるようになってきているので、飲んでぜひ応援したいとです!!!価格もお手頃なのでデイリーワインとして活躍しそうです!
最強日本ワイン完全ガイドでも紹介されていますので、是非その美味しさを味わってみてください。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!