新橋でチェーン店ではない牛丼を味わうならココが一番人気の「なんどき屋」に行ってきました。
こちらのお店は、新橋から銀座に向かう際の玄関口、首都高速の高架下にある商業施設の銀座ナインにある牛めし店です。
創業は1963年で、約半世紀以上も営業を続けていることから、他店にない魅力があると思い、期待して伺いました。
お店の隣は、あの孤独のグルメSeason4の第2話「中央区銀座の韓国風天ぷらと参鶏湯ラーメン」で登場した、なじみ亭がありました。
伺ったのはお昼時でしたが、並んでいるのが1名だけで意外とすんなりと入ることが出来ました。
座席はカウンター7席と少ないのですが、お客さんもちょうどいいぐらいの数しか来ないようで、多少の待ち時間はあっても、行列にはなっていません。
おばちゃん1人で切り盛りしている小さなお店で、お客の年齢層はシニアな感じが印象的でした。
さてメニューですが、大がけという見慣れぬ文字が目に飛び込んできたので、思わずどういうものか聞いてしまいましたが、ちゃんと書いてありました。ご飯が普通サイズで、肉が多めでしたね。申し訳ありませんでした。笑
全体的にリーズナブルな価格なので、大がけセットと玉子をオーダーしてみます。
メニューをよく見ると、普通の定食もありましたね。牛丼だけかと思い込んでました。
味変グッズは、唐辛子、塩、ごま塩です。ごま塩って、何に使うのかなぁ。
先に麦茶とお漬物が登場します。
漬物は、大根ときゅうりの浅漬けです。両方とも食感があって、美味しいね。
待つこと約4分程度で、大がけセットが勢ぞろいです。
見た目の迫力は、大手牛丼チェーンよりも上だと思います。
肉大がけにしただけあって、肉が丼に一杯です。ご飯が見えません。笑
具は牛肉のほか、豆腐、ネギ、細いこんにゃくがあります。
見た目と同様、味も大手牛丼チェーン店と明らかに違いますね。
甘いタレを中心にさらっとした甘みがあり、美味しいです。
割り下っぽい甘さ、具から、牛丼というよりはすき焼き風という感じがします。
牛丼って元々は、牛鍋をご飯にかけた料理ということもあり、生卵を入れて味変すると相性が抜群に良かったです。
そして唐辛子をかけるとより良い感じです。
脂身で、ギトギトしていないところがシニア層に受けている要因ではないかと思いました。
味噌汁は豆腐、ワカメ、ねぎが入っていてスタンダードですが、手作り感があって十分美味しいです。
何度来ても食べ飽きない、何度でも来てね、なんどき屋という店名から感じられる、心温まる手作り感があり、結構好きなお店です。
カウンター席は狭いですが、肩を寄せ合って、譲り合って食べるのは平成の世でも悪くないと思います!
牛丼はチェーン店が全盛ですが、このような個人経営で生き残っているお店って、魅力的だと思いませんか?
また会いにくるぜ、じゃあな!