南アフリカっぽい骨太で力強く、青さムンムンした「カノンコップ・カデット・ケープブレンド 2015」を飲みました。
カノンコップは、南アフリカを代表するステレンボシュの赤ワインメーカーで設立年度は1910年です。
ステレンボシュ・シモンスバーグ山脈の周辺はカノンコップの他に、グレネリー、ラステンバーグなどのトップワイナリーが名を連ねる、赤ワイン地帯なんです。
現在では、ティムアトキンの南アフリカ格付けは不動の1級とされ、その権威を欲しいままにしています。
2015年IWSCでは3つのトロフィーを獲得しています。
・南アフリカ最優秀生産者受賞 (通算5回)
・世界最優秀ワイン醸造家受賞(通算4回)
・世界最優秀ピノタージュ受賞 (通算5回)
カノンコップのエチケットに描かれている大砲は、南アフリカのケープ湾に、船が到着した際に用いられていた大砲なんだそうです!
今日飲んだカデットは、カノンコップのエントリーレンジになります。
セパージュはピノタージュ 54%、カベルネ・ソーヴィニヨン 29% 、メルロー 10%、カベルネフラン 7%です。
色はダークレッド、香りはブラックチェリーのような果実香、南アフリカらしい土のようなニュアンスが強く感じられます。
まあ、青い草っぽいムンムンした感じが強くします。そして、動物的なニュアンス。
コレってピーマン臭かな?少し開けるのが早いかもしれない。。。
時間をおくと青っぽい要素が薄まってきて、バランスが良くなってきました。
そして、酸としょっぱい塩?のイメージも感じられ、骨格のしっかりした、芯のある味わいとも言えるのかもしれません。
カノンコップが世界的に評価を受けている「ピノタージュ」と「ボルドーブレンド」をさらにブレンドしたワインは、もう暫く寝かせると更に熟成が進みそうで、楽しみなワインです!
価格は2,000円台ですが、熟成が楽しめるワインとして確保しておくと良いと思いました!
ちなみに、カデットとは「士官候補生」です!なので、上級クラスの士官も飲まないとね!笑
以前に飲んだカノンコップ・カデット・ピノタージュの感想は、こちらに書いたので良かったら見てください!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!