2019芸能人格付けチェックで出題されたシャトー・ムートン・ロートシルトとは?GACKTとYoshikiは一流芸能人に残れる?

2019年も格付けチェックで年初め恒例の新春のバラエティ『芸能人格付けチェック!2019お正月スペシャル』が今年も元日に放送されました。今年の格付けの模様はこちら。

今回は、前人未到の格付けチェック個人55連勝中のガクト、昨年のお正月スペシャルで4問連続正解を果たしたヨシキのチームに加え、志村けん、郷ひろみ、中村雅俊、三宅裕司、大地真央ら芸能界の大御所たちが続々参戦! 杉咲花、間宮祥太朗ら今注目の若手俳優、欅坂46も「正月から恥をかけない!」とばかりに、意地とプライドをかけた6つのチェックに挑みました。

GACKTとYOSHIKIは連勝をどこまで伸ばしたのでしょうか?まさかの大波乱はあるのか!?

出演者は以下の通り。

  • チーム全問正解:YOSHIKI、GACKT
  • チーム1951年生まれ:中村雅俊、三宅裕司
  • チーム仲良し:大地真央、郷ひろみ
  • チームトリビアの泉:高橋克実、八嶋智人
  • チーム芸人:志村けん、予選通過芸人
  • チーム女優:稲森いずみ、観月ありさ
  • チームハケン占い師アタル:杉咲花、間宮祥太朗
  • チーム欅坂46:長濱ねる、菅井友香、守屋茜、渡邉理佐

格付けチェックのワイン

スポンサーリンク

2019年今年の出題ワイン

シャトー・ムートン・ロートシルト(1959年)赤ワイン

毎年恒例となったワインの飲み比べには、世界のワインを代表するフランス5大シャトーのひとつ『シャトー・ムートン・ロートシルト』の超レアなヴィンテージが登場しました。

フランスワインで世紀の当たり年と言われている1959年のもので、1流ホテルなら1本100万円は下らない逸品。飲み比べるのは1本5000円のテーブルワインでした。

シャトー・ムートン・ロートシルトとは、どんなワインなのか

シャトー・ムートン・ロートシルトとは、どんなワインなのか、味わい、お値段、歴史の3つの視点で説明してみたいと思います。

味わい

シャトー・ムートン・ロートシルトは、フランス ボルドー地方でも特に重厚なワインが生産されるメドック地区を代表するワインです。重厚で肉厚、樽熟成からくるスモーキーなニュアンス、長い余韻など、まさに王者の風格を漂わせる凝縮感溢れる男性的な味わいのワインと言われています。

芸能人格付けチェックに登場したワインは1959年なので大変古いワインであることから、更に円熟味のある味わいではないかと思いますが、まったく想像すらできません。

お値段

最新のヴィンテージだと6万~8万円ぐらいからあり、良い年のものは比較的新しいものでも10万円以上になることがあります。

しかし、大変古いヴィンテージだと、その価格も跳ね上がることになります。

直近のヴィンテージですと8万8千円から販売されていますが、2015年はグレートヴィンテージだったので、スグに値段が跳ね上がることは必死です。投資目的で買う人も結構多いと聞いています。

歴史

シャトー・ムートン・ロートシルトは、フランスのボルドー地区のポイヤック村の1級に格付けされた、世界でもっとも偉大なワインの1つに数えられています。

ボルドーワインの格付けは、1855年のブドウ園のワインの当時の市価に基づいて決められていましたが、シャトー・ムートン・ロートシルトの市価はシャトー・ラフィット・ロートシルト(格付け1級)と値段が似通っていたにもかかわらず、第1級格付けからムートンは除外されました。

当時のシャトー所有していたフィリップ・ド・ロチルド男爵は、これを恐ろしい不正と評してから、長年のロビー活動を続けた結果、1973年に第1級へ昇格することが政府から認められました。これは1855年の格付けを変更させた唯一の例であるフランスのワイン業界で大きな事件となりました。

そして、昇格してからシャトー・ムートン・ロートシルトのラベルの標語も以下のように変わりました。

昇格前のワインのラベルには

第1級たり得ず、第2級を肯んぜず、そはムートンなり
( Premier ne puis, second ne daigne, Mouton suis. )

とあったが、以後

今第1級なり、過去第2級なりき、されどムートンは不変なり。
(Premier je suis, Second je fus, Mouton ne change.)

となりました。

また、シャトー・ムートン・ロートシルトは年ごとのラベルのデザインを、その時々の著名な芸術家に依頼していて、1946年以降世界の偉大な画家や彫刻家によりデザインされいます。これがムートンのイメージを重要で意義深いものにしています。

ラベルの有名なデザイナーは以下の通り。

  • 1970年 シャガール
  • 1973年 パブロ・ピカソ
  • 1975年 ウォーホル
  • 1979年 堂本尚郎
  • 1982年 ジョン・ヒューストン
  • 1988年 キース・ヘリング
  • 1990年 フランシス・ベーコン
  • 1991年 クロソフスキー・ド・ローラ・セツコ(出田節子)
  • 1993年 バルテュス

Yoshikiのテイスティング・コメント

Yoshikiのテイスティング・コメントは「もともと1850年頃、2級のワインだったんですよ。だけど1級にはい上がってきたワインで、その執念が感じられる味」と説明していました。

そして「(5000円の)こちらのワインも、ものすごくおいしい」と安い方のワインをほめることも忘れなかったのは人柄を表していますね。

X JAPANの天才ドラマーYoshikiが作るワイン

チーム全問正解のYOSHIKIさんはワイン愛好家としても有名で、ご自身でもアメリカのカリフォルニアでワインをプロデュースしています。

ただ、低価格帯のものは既に売り切れていて、現状手に入るのは一番上のクラスしかありません。

格付け出演されてから更にワインの注目度が上がったと行ってもいいと思います。

そして、先日ニュースになったYOSHIKIプロデュースワインの第四弾のY by Yoshiki Cabernet Sauvignon Oakville Napa Valley 2016が12月26日に発売されましたが、年内分は完売しています。

オフィシャルサイトでは、販売開始直後に年内入荷分は完売致しましたと表示される人気ぶりです!

入手困難なアイテムなので見つけたら直ぐに買わないとお目にかかる事ができないレアアイテムになりつつあります。

過去の出題ワイン

2018年 シャトー・ペトリュス(年代非公表)赤ワイン

2017年 シャトー・オー・ブリオン(1923年)赤ワイン

2016年 シャトー・ラフィット・ロートシルト(1923年)赤ワイン

2015年 モンラッシェ(2004年) 白ワイン

2014年 ラ・ターシュ(2005年)赤ワイン

2013年 シャトー・ラ・トゥール(1949年)赤ワイン

2012年 ヴォーヌ・ロマネ・1級・クロ・パラントゥー(1994年)赤ワイン

2011年 モンラッシェ(2000年)白ワイン

2010年 シャトー・ペトリュス(1990年)赤ワイン

高級品はいずれも100万円を下らないワインとして紹介されていますが、芸能人格付けチェックで比較されるテーブルワインは5000円台とこちらも高価です。

(Visited 2,957 times, 1 visits today)
スポンサーリンク

記事に共感していただけたら、また読みに来ていただけると嬉しいです。さらに、この情報を周りの人にも教えいただけると更に嬉しいです!

フォローしていただけると、ブログ更新を見逃しません!お願い、お願い!