4月14日に第4回 日本ワインMATSURI祭 2018@日比谷公園に行ってきたのでレポートします。
はじめに
少し時間がたっているので、メモを見ながらのレポートです。
今回は、なるべく飲んだことが無いワインに挑戦してみました。
第4回 日本ワインMATSURI祭 2018の概要
1.開催名 第4回 日本ワインMATSURI
2.開催日 2018年4月14日(土)
3.会場 日比谷公園
〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-2
4.時間 13日 15:00~21:00, 14日&15日 11:00~17:00
5.料金 前売3,000円、当日3,300円
北は北海道から南は大分県まで、18都道府県56ワイナリーが集結です。
昨年は17都道府県46ワイナリーの参加なので、増加傾向ですね。
会場の風景
14日は天気が曇りだったこともあり、お客さんの出足は少し鈍いかなと思いました。
チケット交換ブースは、昨年開催された山梨ヌーボー祭りのレポートと同様の位置にあります。
カップはプラカップでこちらも昨年と同様です。。。
昨年のレポートにも書きましたが、脚(ステム)と台(プレート)がセパレートになっていて外れやすいです。外れたら最後、貴重なワインがこぼれるという大惨事が発生します。(今年は外れませんでしたが・・・)
これだけは何とか改善してほしいです。。。
今年はスタンプラリーをやっていて、5つのエリアのワインを制覇すると抽選が一回できます。
早々に制覇したのですが、抽選は外れてしまいました。残念!
各ワイナリーからオリジナルの品やワインが提供されていて、楽しみが増えてよかったです!
今年はチケット制でした。
3日間使えるので余ったら、次の日にも来れるので、これはこれで良いかと思います。無くなった人には、1枚1枚ばらでも、売ってくれます。
それでは、お待ちかねのテイスティングです。
三和酒類(株)(安心院葡萄酒工房) 安心院スパークリングワイン
読み方は「あじむわいん」といいます。霧深く温度差の激しい三和酒類が所有する「安心院葡萄酒工房」の所在地「安心院町」からきているそうです。
飲んだことが無いものを中心に選ぼうとしたのですが、泡モノは辛口があまりなかったので、昨年に続き、これを一杯目に選びました。
泡のきめ細やかさは安定していて、泡もシャンパンの5気圧以上を超え、安心院スパークリングワインは約6気圧!クリーミーな泡がカップをキラキラと装飾してくれます。
香りは、トロピカルフルーツや、トーストを思わせるニュアンスです。
とても良い辛口スパークリングワインの筆頭です!
OSA WINERY tabi sparkling(タビスパークリング)
北海道の小樽から旅路(たびじ)という地ブドウから造られたスパークリングです。
柑橘系の香りが中心で、ハッサク、レモンのニュアンスを感じます。豊かな酸が感じられ小樽鮨との食前酒に合いそうです!
スパークリング一本の味わいというより、日本酒の代わりになりそうな一本です。
ちなみに、2015年ビンテージは売り切れなので、I(アイ)スパークリングのリンクを貼っておきますね。
越後ワイナリー スパークリングワイン梅
梅果汁をブレンドした、ちょっと変わりモノのスパークリングにトライ。
爽やかな酸味と、すっきりした飲み口で飲みやすく、喉越しも抜群です。
ただ、これは梅サワーじゃん!
醸造方法はワインかも知れないけど、無理やりワインにしなくてもという感じ。
はすみふぁーむ&ワイナリー 信州の甲州
山梨産の甲州を、信州の標高の高い場所で栽培しているそうです。
しっかりした酸と複雑なハーブっぽい味わいが特徴です。
好き嫌いがある一本ですかね。
サントリーワインインターナショナル(株) 青森・津軽・ソーヴィニヨン・ブラン
これぞテロワールを反映したワインと言っても過言ではないです!
青りんごの爽やかな香りが爽快です。
酸味とソーヴィニヨン・ブランっぽい柑橘系の香り、ハーブ香もあります。
ただ何といっても青リンゴの香りが光ります。
後半にかけて引き締まりも感じます。中々良い出来だと思いました。流石はサントリーです。
シャトー勝沼 生詰め甲州
表現があっているのか分からないのですが、甲州を生詰めしているためなのか、熟成度が低いように感じました。
シャトー勝沼生詰め甲州 白 720ml.hn 1本お届けまで7日ほどかかります
CFaバックヤードワイナリー オープニングアクト 甲州 オールドファッションド
色合いは、甲州なのに果皮と一緒に発酵させたために、オレンジ色です。
ハーブとカリンのニュアンスが凄く強く、クセがあって個人的には飲みにくかったです。
慣れの問題なのかもしれませんが。
秩父ワイン 源作印 甲州シュールリー
いわゆる甲州のオーソドックスなワインです。良くできていて、おいしいね。
さすがは、日本ワインコンクール2017金賞受賞ワインですね!
リンクは甲州シュールリーが無かったので、GKTの方です。
ワイナリーこのはな 鴇・小公子
味わいは、まるで白ワインのようにすっきりしています。ミネラル感が凄いのですが、まるで好みではなかった。。
色と味わいのギャップで、自分の味感がついていけなかったのかな。笑
マンズワイン ソラリス・ユヴェンタ
少しはメージャーどころを。
東山ほどではないのですが、メルローのふくよかさが、口いっぱいに広がり美味しいですね。これは流石です。
さぬきワイナリー シャート志度
さぬきRED R-1を求めに行ったのですが、既に完売!
ということで、ランブルスコ・サラミーノというイタリアのブドウで造ったシャート志度をいただきました。
欧州品種だけあって、本格派の味わいです。
香りは、とても甘くエレガントです。しっかりした酸味とボディがあって、アフターは柔らかい果実味を感じます。
お得感がある一本です。これは良い発見でした!
カンティーナ・ジーオセット ヴィー ノ・チェラスオーロ
一言で言うとトマト!
色合い通り、トマトのような酸味が感じられ、スッキリとしています。あと青っぽいニュアンスがあったかな。
これも色と味わいのギャップで、自分の味感がついていけなかった一本です。笑
面白い試みで、参考になりました。
ノーザンアルプスヴィンヤード オルター・メルロー
色は明るいルビー色。柔らかいラズベリー、バニラ香、赤シソっぽい香りのニュアンスがあります。
長野のメルローって完成度高いですねぇ。山梨のマスカットベーリーAより好きです。
大分、飲んだこともあり、お散歩がてらプラプラしますとチューリップが咲き乱れていました。
さいごに 本日のNo.1ワイン
本日、一番と思ったNo.1ワインは、思いがけない出会いという点も加点要素とし、さぬきワイナリーのシャトー志度とします!
そして、安旨ワインNo.1ワインも、さぬきワイナリーのシャトー志度でした。二冠です!!
今回は飲んだことが無いワイナリー、アイテムを中心に回りましたが、個性豊かで面白いアイテムが沢山あり、勉強になりました。
個人的には、ワインの色と味わいにギャップがあると、感覚がついていけないということが体験でき、面白かったです。慣れれば正確に味わえるのでしょうねぇ。
翌日は天候不良が予測されたため、日曜日の開催は無くなり残念でしたが、また来年も日比谷公園で開催してくれると良いですね!
昨年の第3回日本ワイン祭りのレポートもあるので良かったら読んでみてください。
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!