デイリーのピノ・ノワールとしては、なかなか素晴らしい「ペーター&ペーター・ピノ・ノワール」を飲みました。
このワインは、神の雫 最終章(マリアージュ)の3巻に掲載。
漫画では、ペーター&ペーター・ピノ・ノワールと、白身魚のカルパッチョと、ワイン塩と、オリーブオイルで、白身魚とのマリアージュを演出しました。「いい香り!ブルゴーニュみたいだ!」と称賛されましたよね。
ブルゴーニュに代わるピノ・ノワールのデイリーワインとしてと紹介されたりしてますが、そこまで?この新世界並の値段で、それは無いでしょうと半信半疑で買いました。
もともと白ワイン、甘口ワインが主流のドイツ。恥ずかしながらドイツの赤ワインって飲んだ経験が無いんですよね。
調べてみると、近年ドイツの赤ワインは温暖化の影響でブドウが完熟するようになり、かなり品質の高いものも出始めているみたいですね!
このワインを造っているドイツ・ジンマーマン社は、世界の素晴らしいワイン産地に拠点を置き、アライアンスを拡大しているドイツでも1位2位の出荷量を毎年争っている巨大ワイナリーです。
ペーター&ペーターシリーズは最も優れた区画の葡萄のみを使用するハイクラス。そして全てのワインは、ルフトハンザの機内ワインとして搭載されているワインなんですよ!
色合いは、結構透明感のあるルビー色です。粘度は低めですね。
香りはイチゴ、サクランボ、グランベリーなどの赤果実と微かに熟成香がします。
フレッシュな甘みがあり、フルーティな口当たりでタンニンも繊細で柔らかく、アフターは優しくオークの香りが残ります。
スワリングすると紅茶のニュアンスも感じられて、奥深さもあり、楽しめます!
味が少し薄い感じもありますが、天候不順による日照不足か、もう少し寝かせる事で楽しみたいところ。
明るい未来への扉を持つワインと言うと良いのかな。笑
新世界のように、果実味どっかーんな感じではないため、ブルピノと捉えてもいいかもしれませんが、やはりブルゴーニュには程遠いかな。値段が値段ですしね。
どっちかと言うと、キャンディーっぽさを感じることから、日本のマスカットベリーAに近い印象です。
なので、和食との相性も良いと思います。
今後に期待できる絶品ピノ・ノワールなのでケース買い確定!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!