ふるさと納税で日本の山梨県甲斐市のワインをゲットしたので、そこからの紹介です。
サントリー登美の丘ワイナリーの「登美の丘 2013」の赤を飲みました。
先日、六本木で開催された山梨ワイナリーフェアで、こちらのワイナリーのフラグシップワインの登美をいただきましたが、こちらはどんな感じなんでしょう。
このワインは、日本ワインコンクール2016で金賞を受賞しています。
セパージュは、メルロー 47%、カベルネ・フラン 31%、カベルネ・ソーヴィニョン 17%、プティ・ヴェルド 5%です。
やや黒紫がかったガーネット色。カシス、ブラックベリーなどの黒っぽい果実の香りに、樽に由来するバニラの様な甘い香りも加わり芳醇な香りです。
果実の凝縮した味わいも豊かに感じられます。
アルコールは強く感じ、コショウのようなスパイシーさもあります。
酸はしばらくすると穏やかになり、総じて親しみやすい印象があります。
先日飲んだ登美よりはハッキリしたテクスチャは感じないものの、軽やかで、これはセパージュの都合によるものなのかなと。
するすると入っていく滑らかな味わいでエレガントですね。一瞬、飲みやすいが物足りないと思うところがありますが、後味にはしっかりとした苦味が飲みごたえを感じさせます。メルロー主体らしく果実味が豊かです。 この創り手は神の雫でも紹介されています。
お値段は三千円台なので、日本ワインを代表するとまではいきませんが、旨い日本ワインには間違いなく選ばれる一本です。
ふるさと納税でいただけるワインという観点だと、還元率は高くはないのでコストパフォーマンスは高くはないと思います。そもそも、納税してこのクラスワインをもらえるだけありがたいですよね!
ふるさと納税でいただけるワインの種類がもっと増えてくれる事を期待したいと思います。山梨県は頑張ってると思うので、長野県、山形県、北海道あたりも、もう少し充実してもらえると嬉しいですね。
来年度も、何をもらおうか今から楽しみですね!