自然派の変態という異名を持つ「バデンホースト・セカチュア・シュナンブラン」を飲む

二酸化硫黄が少な目の自然派ワインで有名な「バデンホースト・セカチュア・シュナンブラン」を飲みました。

今日飲むバーテンホーストは、スワートランド地区にある28ヘクタールの小さなワイナリーです。

古典的な製法で二酸化硫黄が少な目の自然派ワインは、非常に個性豊かで高い評価を獲得し、今ではカルト的な存在になっています。

醸造家のアディ・バデンホーストは、グレネリーのテクニカル・アドバイザーを務めていてグレネリーに、醸造コンサルタントとして派遣される実力者です。赤はシラーズを中心に神懸かり的なブレンドが特徴とされています。

評価としては、南アフリカーガイドの最高権威のプラッターズ・ガイド2016年版で、二つのワインが最高評価の五つ星を獲得しています。また、ジャンシス・ロビンソンが2015年に発表したお気に入りのニュー・ウェーヴ13社にも選出された造り手です。

それではテイスティング・コメントに行ってみたいと思います。

セパージュは、シュナンブラン100%です。南アフリカでは最も多く栽培されている品種の一つでスティーンと呼ばれています。

色は輝きのある澄んだレモンイエローです。

香りは熟したリンゴ、レモン、桃などを思わせる果実香がします。この辺はシュールリーをしているからか十分な香りがします。

味わいは、酸味が強いマヨネーズのようなトロッとした味わいと、蜂蜜っぽさを感じます。旨み豊かで、骨格のしっかりしたメリハリある味わいです。

また、南アフリカのシュナンブランは、早飲みスタイルで、柑橘系や南国フルーツの香りが多い気がしますが、今日飲んだセカチュアは、ロワールっぽさを感じさせ、ミネラルが多いです。

余韻にはアーモンドの様な香ばしさが残ります。

リーズナブルな価格とは裏腹に、南アフリカで一級格付けを獲得している南アフリカの風雲児が作る変態的な自然派ワインを味わってみてください。

自然派系のワインにある飲み辛さは、全く無いので、満足してもらえると思います!

最近は湿気、気温が高くなる季節なので、ハッと気分を変えるようなワインを味わってみて下さい!!!

いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!

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