南アフリカの驚異的な値段と味わいの「ジョーダン・シュナン・ブラン」を飲みました。
ジョーダンは、白ワインで評価が高いワイナリーで、今回飲んだシュナン・ブランの他にも、シャルドネなども作っています。
また、イギリスのレストランでは評価が高く、有名なミシェラン掲載店星では御用達となっています。
南アフリカでシュナンブランは、最も栽培面積が多い品種で2割ぐらいを占めています。
南アフリカの白ぶどうの収穫量ランキングは、1位がシュナン・ブラン、2位がコロンバール、3位がソーヴィニョン・ブランなんです。
シュナン・ブランが多い背景は、17世紀後半にフランスのロワール地方から移民してきた人達が持ち込み、植えて広まりました。
ただ、南アフリカのシュナン・ブランは、ロワールのシュナンブランとは違い、酸味、果実味が豊かで、ボディ感もあり、独自の品種と捉えた方が良いと思います。
色は麦わら色です。
香りは、桃、蜂蜜、アンズなどの熟した果実が香ります。また、藁のような香ばしい樽香が後から立ち上がって来ます。
そして、綺麗な酸とミネラルを感じ、爽やかな印象も受けます。
パワフルでボディ感を感じるのもGood!
余韻は長く、果実の旨みと苦味が、やや強めに現れます。
ロバート・パーカーのヴィンテージチャートによると、南アフリカの2015年は、96点以上(まれに見る出来栄え)を獲得した当たり年です!
これが市場価格だと2000円台なんて素晴らしいですよねー。5000円以上してもおかしくないでしょうね!!
出回ってる本数が少な目なので、見つけたら即買いしないといけませんよ!!!
リンクはシュナン・ブランがすでに無かったので、シャルドネです。こちらは本数が多いので、まだ入手出来そうです!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!
【南アフリカ】【白ワイン】ジョーダン シャルドネ 2016[辛口]