勝沼を代表するワイナリーが作る「グレイス・カベルネ・フラン」を飲みました。
中央葡萄酒は創業1923年の歴史ある山梨県の勝沼を代表するワイナリーです。
三澤彩奈さんはボルドー大学ワイン醸造学部を卒業してからも、ブルゴーニュ、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、チリ、アルゼンチンなどで醸造の経験を積んだ国際派です。
そして、日本に戻り世界に通用するワインを目指して、いち早く品質向上に努めます。
勝沼の個性を反映するワイン造りを行っていて、近年は国際的なコンクールでも数多くの受賞歴を持ち、さらなる向上を目指しているワイナリーです。
今日飲むカベフラは北杜市明野町の三澤農場で丹精込めて育てたカベルネ・フランを厳しい選果と穏やかな抽出によって丁寧に造られたそうです!
それではテイスティング・コメントにいってみましょう!
セパージュは、カベルネ ・フランが中心で、カベルネ ・ソーヴィニヨンを一部ブレンドしています。
色は、紫色を帯びた濃いガーネットの色調です。
香りは、キノコ、ブラックベリー、ブルーベリーなどの黒系果実の香りが強くします。また、樽由来のロースト香、黒コショウなどのスパイスの香りがします。
味わいは、アタックは柔らかく、フレッシュな酸味、穏やかな果実味があり、若々しいタンニンによるスマートな印象に仕上がっています。
そして、出しゃばったところが無く、まとまりが良く、どことなくエレガントと言うか、落ち着きのある佇まいを感じます。
グレイスワインですが、三澤彩奈さんが醸造の指揮をとるようになってからというもの、赤ワインの品質が驚くほど向上しました。
日本のシュヴァル・ブランと言ったら褒め過ぎですが、カベルネ・フランを丁寧に表現したワインだと思います!
コレは一回飲んでおく必要がありますよ!!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!