ダイレクトに海老の旨みを伝える「えびそば」1本で海外進出まで果たした「えびそば 一幻」に行ってきました。
今回は新宿西口大ガード下付近にある お気に入りのラーメン屋に突入。
始まりは2009年札幌すすきのです。その後2013年に関東初進出、2016年に海外進出をし、お店は現在北海道に2店舗、新宿に1店舗、上海に1店舗となります。
総店長は林直樹さんです。創業からぶれずに原点を守り、お店を成長させてきたそうです。
お店は紅い日除け暖簾に白文字でえびそばと書かれコントラストで外観自体は目立ちます。
店内は縦に長い構造ですが、圧迫感はなく木のぬくもりを感じさせる造り。
カウンターの後ろに座席があり8人程のお客さんが待っています。待ちは店内になるので悪天候時にも安心ですね!
店内の壁には、四方八方ところ狭しと有名人の色紙が飾られ、知名度の高さを覗かせます。
オーダーは券売機からです。入店して左手にあります。券売機の前で暫し考え、札幌で生まれたラーメンだから、ここは味噌であろうと判断!
そして、味噌なら当然太麺。スープは味わいにします。
えび塩が、エビの味わいを感じやすいのですが、人気は圧倒的に味噌!
順番が回ってきてお席につくと予めオーダーを渡しているので時間はかかりません。
間もなくして手書きのフォントで豪快に「えびそば」と書かれた特徴的な赤い器でサーブされました。笑
具材は、万能ねぎ、チャーシュー、天かす、味玉、エビ粉です。
各所に海老の素材を散りばめ様々なアプローチでその強さを演出します。
まずはスープですが、海老の風味が強く感じられて、いかにも海老を食べている感覚だ。エビの頭ごと煮ているので凝縮感、濃厚さが際立っています。
豚の背脂も入っていますが、香味として海老油を使用しているので、あくまでも中心はエビちゃんです。
豚は味に複雑性を持たせる為に入っていて、味噌とのハーモニーが確立されて、おいしいね。
麺はえびそばの特色を考え造りだした特注ストレート太麵で海老の旨みがよく絡み、もちもちしていて食感と共に楽しめます。
久しぶりに食べる一幻は、流石の完成度です。
一方で単調な味に飽きる方もいる気はしますが、自分は大好きな味ですけどね!
流行に流されず甘海老に賭け、想いを貫き人気店となった情熱と信念の味。
海老風味のラーメンは、ココが新宿で一番でしょう!
また会いにくるぜ、じゃあな!
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