「クライン・ザルゼ・ヴィンヤード・セレクション・カベルネ・ソーヴィニョン」を飲みました。
クライン・ザルゼは南アフリカでも最古のワイナリーの一つで1695年にはワイン造りをしていました。
当時の文献にドイツ系オーナーが所有していたことが記載されていますが、現オーナーのコバス&マリエット・バッソン夫妻が1996年に買い取り以降は家族経営のワイナリーです。直近でのオーナーの経営はちょうど20年を迎えたということなります。
購入当時は大変小さなワイナリーでしたがコバス氏は地質調査の結果、この土地が素晴らしいポテンシャルを秘めている事を知り、ぶどう畑を広げ敷地内に宿醸造施設の他にもレストランを作りました。
そして、2012年のヴィンテージでは、プラッターズワインガイド5つ星、2013年ヴィンテージは4.5星というお値段以上の高評価獲得しています。
また、その他にも、2010年ヴィンテージは、IWSC2013(イギリス)で、ゴールド受賞。ソムリエワインアワード2013(イギリス)で金賞&Critics Choice受賞したり、デキャンターワールドワインアワード2013(ロンドン)で銅賞。など沢山の賞を受賞しています。
現オーナーに代わって以降は、マーケティングにも大きく力を入れていて輸出は20カ国以上に上るとのことで、すごくビジネス上手な方なんですよね。。。
では、お味の感想です。
色は濃い赤紫でパワフルな感じをイメージするカラーリングです。
香りは、若干の獣臭とブラックベリー系の香り、タバコ、土、カシスを感じます。
味わいは赤い果実各種の要素がしっかりと感じられ、タンニンや酸のバランスも非常に素晴らしく、
フィニッシュには綺麗な酸があり、濃厚でありながらエレガントなワインです。これは美味い!
この価格でこの味わいが楽しめ、お得感があるワインだと思います。お肉料理にぴったりです。
カベルネでこの仕上がりなら、おススメできるレベルにありますね。
玄人好みな感じがなく、すっと入ってこれる味わいです。
ステーキと絶対合います!しかも単品でも耐えられる旨さ!2000円台のおすすめワインにエントリーです!
ピノタージュも気になりますね。
エチケットのZマークがまたカッコイイんだ!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!