スワートランドの注目の新世代の自然派生産者が造った「デイビット&ナディア・トポグラフィ・シュナンブラン」を飲みました。
こちらは先日の外苑前のダイブトゥワイン(DIVE TO WINE)で開催された南アフリカワイン試飲会で飲んだモノを購入してみました。
デイヴィッド&ナディアは、ティムアトキンの格付けでは、第1級を獲得しています。
オーナー兼醸造家のデイビッドは、ステレンボシュ大学でワイン醸造学を学んだ後、ウォーターフォード、ラステンバーグ、サロンズバーグなどの南アフリカを代表する生産者や海外のワイナリーで修業したそうです。
特に南アフリカの南仏系品種に可能性を感じ、生まれ故郷のスワートランドに戻り、2010年に自身のワイナリーをスタートさせて、奥さんのナディアも同じくステレンボシュ大学でブドウ栽培学を学び、栽培担当をしている二人三脚でやてきた益々目が離せない生産者です。
それではテイスティング・コメントにいってみたいと思います。
色は、淡いレモンイエローです。
香りは、黄桃、カリン、白い花、甘いハチミツの香りが立ってきます。ただ、香りの強さは全体的にはやや控えめです。
味わいは、なめらかでドライな口あたりがあります。強めの酸と強いミネラルを感じ、しっかりした骨格を備えていると思います。後味に残るやや強めの苦味と収斂性が心地よい上質なシュナン・ブランだなと思いました。
フレッシュで、ナチュラルな酸とのバランスが良く、ブドウのピュアな味も楽しめる良いアイテムだと思いました。
食事に合わせると何でも合いそうな感じがしますが、味の濃いものでも合わせられそうな汎用性があるワインかと思います。
何か突出したものがあるわけではありませんが、隙のないバランスの良さが感じられる、デイビッド&ナディアが作る満足度の高いグッドバリューワインでした!
いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!