何と言っても料理が早く出てくる忙しい人向けの台湾料理屋の「ビーフン東」に行ってきました。
こちらのお店は新橋駅前ビル1号館の2階にある台湾料理屋さんで、昼のメニューは汁ビーフン、焼きビーフン、中華ちまきのバーツァンのみです。
2階という悪い立地ですがランチタイムには隣の稲庭うどん七蔵とともに行列ができます。
お店の歴史は、終戦後の大阪に台湾料理を中心に日本料理を取り入れた台湾料理 東を開店。
その後、新橋にビーフン東を開店し、文豪、政財界などの著名人に広く愛されてきたそうです。
現在は当店伝統の味を守りながら台湾をはじめ中国各地方の料理、また季節を感じる旬の食材をふんだんに使った料理を提供するのがお店のウリなんだそうです。
雑誌で組まれていたランチ特集を読んでいたら、いてもたってもいられず、少し早目の時間に到着。並ばずに即案内されました。
メニュー見るとビーフンは焼きか汁のどちらかを選ぶ方式なのですが、着席後すぐにオーダーを聞かれたので、とりあえず五目ビーフンの小盛で、汁を選びました。
バーツァンはこの店の有名メニューなので絶対に頼むべきです!
そして注文してから2分位で運ばれてきます。お茶を一杯飲み終わる前に到着です。笑
五目ビーフンは白菜、豚肉、海老、タケノコ、にんじん、ピーマン、きくらげ、半ウズラと、五目どころか八目の具がざくざく入っています。
美味しいスープをたっぷり吸った主役のビーフンは、大きめの具材にもスープの味にも負けない存在感です。
汁気を吸ってのび切った素麺みたいな頼りないビーフンとは別物で、むしろ十分に水揚げされた茎のような、のびのびとしたしなやかさを感じます!
ビーフンの美味しさがよくわかる一皿だと思います。
中華ちまきのパーツァンの竹の皮を恭しく解き開けば、堂々たる風格の姿で鎮座します。それは偉大なる山のようです!
豚の角煮とウズラの卵そして椎茸やピーナッツなどの中の具が大きいため、当然本体も拳大以上のビッグサイズ。
ご飯は醤油色に染まっており、中の具材の旨みも全体に染み渡っています。
そして具材がはみ出ている!!
こんなに大切りの角煮が入ったち豪華なちまきは、めったにお目にかかることは出来ないでしょう!
もちもちした米に、パワフルな具材の旨みが入り込んでいて、美味しいね。
今回初めてのスープビーフン。その優しい味わいにホ~ッとカラダが温まりました。
ランチタイムのピーク前からどんどんお客さんがやってきますが、超早食いのお客が多いのか客席の回転も早く意外と列は伸びていかないので、少し待てば入れますよ!
ひとりメシにピッタリな意外な穴場店を見つけてしまった♪
また会いにくるぜ、じゃあな!