連日の築地詣で行ってきたお店は、築地場内市場の6号館にある「小田保(おだやす)」です。
築地場内市場は「小田保」、「八千代」、「豊ちゃん」の揚げ物バトルまっただ中。
小田保は、お寿司屋さんに挟まれたところに、お店を構えています。私が店に着いた時は誰も並んでなかったので、すぐに入店できました。
お店の暖簾を見ると「とんかつ」とあるのですが、揚げ物全般美味しいです。
メニューが沢山あり、迷うところですが牡蠣ミックスを注文。
ここは築地市場、まぐろのブツで一杯やる市場関係者のおじ様も二人ほどいました。おじ様たちは、「河岸に来ると美味い物がたべたくなるんだよなぁー」と店主と話していました。それ分かります!
神々しいほどの牡蠣のオンパレード。フライが4つに、バターソテーが3つ。フライが一つ多いかな?
衣はサクッ、中はミルキーでジュワッと牡蠣のエキスが染み出します。何といっても牡蠣の味が濃いんです。良い牡蠣じゃないとこの味は出ないと思います。
どちらかを選べと言われたら、両方としか答えられない!それぐらい、どちらも素晴らしいです。
また、五つ星お米マイスターがプロデュースしたお米と合わせて食べるとノンストップで完食です。ご飯少な目にと、言い忘れていたのですが、今回ばかりは言わなくて正解でした。
満ち足りた気分で店内を見回すと、元ヤンキースの松井秀喜さんのサインが飾られていました。
お店の方が言っていましたが、豊洲移転の延期が決まり11月4日、5日は市場は開くことになったようです。もうしばらく築地でこの味を堪能できるので、行ってない方はぜひ!
また会いに来るぜ、じゃあな!
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店を出て市場を歩いていると、上記のような乗り物がところ狭しと爆走しています。この乗り物は市場の方は”ターレー”と呼んでいました。
現代版の大八車といったところでしょうか。畳二枚ほどの平板を、連結した動力付き一輪車が牽引する乗り物です。
ドラム缶ほどのサイズのフロント部分に、動力源のすべてが詰め込まれているそうです。ガソリンタンクも内蔵されていて、それを丸ごと一本の操舵輪が支えている。そのドラム缶が270度もクルリと回るという不思議な運搬車です。