モトックスの試飲会「ワールドワインフェスティバル 2018春 東京」のレポート

2月8日にモトックス ワールドワイン フェスティバル 2018春 東京に行ってきたのでレポートします。

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目次

ワールドワインフェスティバル 2018春 東京の概要

1.開催名 「ワールドワインフェスティバル 2018春 東京」
2.開催日 2018年2月8日(木)@品川
3.会場  TKPガーデンシティ品川 1F「ボールルーム」
〒108-0074 東京都港区高輪3-13-3 SHINAGAWA GOOS 1F
4.時間  18:30~20:30
5.定員  450名
6.料金  3,500円

各国から12のワインの造り手が集結

12社の造り手が大集結しました。

★フランス ブルゴーニュ
スパークリングワインの名手ルイ・ピカメロが来日。新商品もお披露目されました

★フランス ボルドー
・飲み頃の熟成メドック「セー・ジェー・エール」が来日、2009年ヴィンテージを出展しま
・旨濃い赤とフレッシュな白で不動の人気を誇る「シャトー・ラモット・ヴァンサン」醸造家来日

★フランス ローヌ
樽を使わず、パプ本来の果実味で勝負する大人気ローヌワイナリー「フェラン」が来日

★ジョージア
話題のコーカサス地方、ジョージアからクヴェヴリワインの名門シャラウリが来日

★オーストラリア
西オーストラリア州のフォレスト・ヒルが来日

★南アフリカ
ビオワインで有名なエルギン・リッジが初来日

★ドイツ
フランケン地方の銘醸シュロス・ゾンマーハウゼンが来日

★スペイン
・ピニョルの名物オーナー、フアンホ・ピニョル氏が再来日
・スペイン各地で消費者のためのワイン造りをするアルティーガ・フステルが試飲会初登場

★イタリア
大好評サン・マルツァーノが来日。美しいロゼワインが新登場

★日本
絶好調の日本ワインを牽引する勝沼醸造から生産者が来場

はじめに

昨年に続き2018年春モトックス ワールドワイン フェスティバルが開催されました。

今回も、世界中から集まったワインをはじめ、日本酒なども含めて約200種類の商品が用意されました!

場所も品川のTKPボールルームです。

受付もQRコードでやるのでサッサと完了!

時間までチェックしたいワインを眺めます。今年は会場までに時間があったので、チェックしたいワインに印をつけて、回るブースの順番まで一応決めてみました。

モトックスの年一のこの試飲会は人が400人越えの為、昨年は飲みたかったワインが既に無いこともあり、今年はブースで眺める時間を短くするようにしました。笑

会場直後

会場直後はこんな感じで広々しているなと思うのですが、中盤から所狭しと人で一杯になるんですよね。。。

やはり大人気の試飲会であることは間違いないです。

今回もシャンパーニュから回りますが、会場直後は泡ブースは異常に混むので2、3本チェックしてスグに白の試飲に行くようにしました。

アジィエンダ・アグリコーラ・フェルゲッティーナ・エクストラ・ブリュット

色はきれいなシャンパンゴールド、細かい泡が、ほどよく発泡しています。

飲んでみると、まろやかなコクや酸味、心地よい渋みがあり美味しいです。

ボーモン・デ・クレイエール・フルール・ブランシュ・ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ミレジム

繊細な口当たりと、しっかりしたボディを併せ持つシャンパーニュです。これもなかなかイケます。

ボーモン・デ・クレイエール・フルール・ノワール・ブラン・ド・ノワール・ブリュット・ミレジム

写真がブレブレですが。。

外観は黄金色です。ピノが70%、ムニエが30%なので非常にパンチがあり、素晴らしい出来栄えでした!

リンゴの蜜や蜂蜜を感じさせ、エレガントな泡とコクが感動を呼ぶ1本です!

モンテ・チェリアーニ・ソアーヴェ

非常にふくよかで、コックリとした濃密さを感じさせるのですが、フレッシュでもあるソアーヴェです。

ヴィエ・ディ・ロマンス・シャルドネ

杏、黄桃、ナッツの甘い香り感じます。

酸もしっかりあってイタリアでも、こんなシャルドネ作るんだと勉強になった1本です。

マンチーニ・プリモ・ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ

麦わら色で、やや微発泡。後味にヴィオニエのような苦みを感じ、酸との相性も良いと思います。

ディス・クミエリス・マルヴァージア

ブドウ品種はマルヴァジーア イストリアーナ 100%です。お初ですね。

花の香りや、柑橘系の香りでがしてフィニッシュに若干に苦みもあり、色々な顔を見せる品種で非常に勉強になりました。

ディナラザード・トロッケン

マルティン・シュタイマン氏がいらして、穏やかな笑顔が魅力でした!

ビオ臭はせず、スキッと爽やかな後味でした。

ゾンマーハウザー・シュタインバッハ・シルヴァーナ・エアステ・ラーゲ

フルーティなのに甘ったるくなく、そして後味も爽やか。 シルヴァーナも意外に飲めますね。

サントリーニ・アシルティコ・バレル

ギリシャのアシルティコ種を使った白。

レモンやグレープフルーツなど柑橘系で白い花のような香りです。

サントリーニ・アシルティコ

ボリューミーで透明感のある柑橘系の果実やレモンの皮のようなスパイシーさが感じられます。

さすがギリシャもワインの伝統国なので、素晴らしいワインを作りますね!

ジュディアンヒルズ・ブラン

イスラエルワインもお初です。

パイナップルなどの果実味を感じさせる一本です。非常にリッチで美味しいです。

ムツヴァネ

意外にツボったのはジョージアワインでした。

ギガ・マカラウズ氏が製法を英語で熱心に説明してくれて凄く楽しかったです。

ムツヴァネ種という初めての品種でしたが、桃や花などの香り豊かな感じで良かったです。

それと写真を撮り忘れたのですが、オレンジワインが有って、凄い印象に残りました。

個性豊かでグルジアワイン意外と良いと思いました。

ヴォスキ

アルメニアワインもお初ですね。

ブドウ品種はヴォスキアット 50%、ガランドゥマック 50%なんですが、いずれもお初。

地ブドウを使ったワインです。あんまり印象に残らなかったのですが、普通に美味しかった。

モンテヴェッキオ・ビアンコ

オーストラリアなのに、イタリア品種のヴェルメンティーノ、フィアーノ、モスカート・ジャッロを使ったワイン。

綺麗な酸が際立つワインです。

なんでイタリアブレンドなのか興味がある。

モーニングトン・ペニンシュラ・ピノ・グリ

フレッシュな果実やトロッとした滑らかな感じ。青みが少し苦手。

エルギン・リッジ・282・ソーヴィニヨン・ブラン

ピーチ、グレープフルーツを思わせる果実香がして、フレッシュで旨味が豊かです。

骨格もあり優秀な1本です。

エルギン・リッジ・282・シャルドネ

蜂蜜、バニラの香りが感じられ、ミネラルやアミノ酸などの旨味が感じられてきます。

樽由来の香りも合わさり、複雑さが感じられる素晴らしい一本です!!

う・ま・い!

ブティノ・ラ・フルール・ソリテール

非常に華やかな香りがあり、洋ナシや桃といった果物の甘い香りが感じられ果実の厚みもあってデイリー使いに重宝しそうな一本です。

カシー・ベル・アルム

プロヴァンスの白。花、トロピカルフルーツを感じさせます。

ブイヤベースなどと合わせるのが王道らしいです。

自分のメモには、何故か焼き鳥の塩に合いそうって書いてあった。笑

バンドール・ロゼ・ドメーヌ・ラフラン・ヴェロル

バラや柑橘系の香りがします。滑らかな口当たりで白身魚との相性は抜群でしょうね。

食事と合わせると映える一本です。

ラドワ・ブラン・ボワ・ド・グレション

花、トースト、青りんごなどの香りが強く複雑です。

芳醇で広がりのある果実味と厚みのある素晴らしいワイン。

村名でもこのレベルなのがブルゴーニュ!うまいわ。

閑話休題

ここまでが白です。いつの間にか凄い人の数です。やはりモトックスの試飲会は大好評ですよね!!

今日は結構飲んだけど、まだまだ酔っていないので、まだまだイケるかなと思います。

ただ赤は酔ってくると変化が段々と分からなくなるので、美味しいところから回ることにします。

なので、次はブルゴーニュからです!!

ドメーヌ・ピエール・アミオ・エ・フィス・モレ・サン・ドニ

ベリーの鮮やかな果実味、タンニンが優しく感じました。酸がいい感じで非常に旨い!

ジュヴレ・シャンベルタン・オ・ヴェレ

バラ、スミレ、チェリー、ストロベリーの香りを感じます。シナモンのフレーバーも感じ、意外とチャーミングな感じもあります。程良い苦みなども感じ、やはり旨い。美味すぎです。

ジュヴレ・シャンベルタン・ドメーヌ・アルマン・ジョフロワ

香りはベリー、花、少し皮っぽい香りです。タンニンは滑らかですが、力強さを感じます。
酸が強烈!そしてミネラルも感じます。まだ若い感じはしますが、現時点でも旨いのが恐ろしい。笑

ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・ドメーヌ・ミシェル・ノエラ・レ・スショ

イチゴやラズベリーなど赤系果実の豊かな香りがします。

飲んだ瞬間に、紅茶やシナモンなどやや熟成香を感じ、酸はしっかり、果実豊かで、複雑な味わいで力強い。

甘美な抑揚と柔らかなテクスチャーで思わず笑ってしまうほどの魅惑的で素晴らしいワインでした!

凝縮された深みのある味わいと香りに圧倒されました。さすがです。。。

ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ドメーヌ・アルマン・ジョフロワ

これも旨い。もー、美味いしか言えない。笑

レ・マッキオーレ・ボルゲリ・ロッソ

安定のレ・マッキオーレです。味わいはここで書いた通り!

ファットリア・ポッジョピアーノ・ラ・トラディツィオーネ・キャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ

スミレ、プラムの香りに軽いスパイスを感じます。Tボーンステーキと合わせて飲みたい一本です!

さすがはイタリアのヴィノ。

シチリアの荒々しいエトナ火山の影響で、驚くほどのリッチさを備えたワインです!!

ロッソ・デイ・ノートリ

当サイトでも大人気の記事にもある通り、この値段で、この味わいは流石です。

パッソロッソ

ネレッロ・マスカレーゼ100%だけあってガツンとくるボディとミネラルが感じられるイタリアらしい一本でした。

ネッビオーロ・ダルバ・ブルーノ・ジャコーザ

色合いはオレンジがかった綺麗なガーネットです。ラズベリー、バラ、バニラなど複雑な香りがします。

骨格がしっかりしたタンニンと清々しい酸味があってエレガントで美味しいです。

ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ

甘味があり、中々おいしい。酸味は強いですが、充分楽しめるレベルかと思います。

スタンダードラインの方が若干飲みやすい感じです。

ジュスト・ディ・ノートリ

凝縮感が高くて旨味のある果実味が感じられます。タンニンは多くとてもシルキーです。

酸が豊かで余韻も長い中々骨太の一本です。ボルドーにも勝る価値を感じました。

イル・カルボナイオーネ

香りはウッディ、チェリーが湧き上がります。柔らかいボディーと酸の余韻が感じられます。

これは酸がきっちりと感じられて、イタリアらしい美味しい一本です!!!

サン・マルツァーノ・ヴィンドーロ

味わいはフルーティでパワフル。

タンニンもかなりあるが甘みが際立って少し苦手でした。。

シャトー・ラ・フルール・モランジュ

ブラックベリーの香りが表だってますが、すごく石灰質っぽいミネラル感が溢れる一本です。

プピーユ

昨年、一番気に入ったプピーユですが今年はスタンダードラインのみでした。残念。。

ドメーヌ・ド・フェラン・コート・デュ・ローヌ・キュベ・アンティークV.V.

スパイシーでローヌらしい味わいです!!

メモ見ても、スパイシーとしか書いていない。泣。。。

シャトーヌフ・デュ・パプ・ドメーヌ・フェラン

最後だけにメモの怪しさが際立ちます!笑

スペインか!?しか書いてないwww

生産者の方に謝らないと。。。

ゴメンナサイ。

最後に 本日のNo.1ワイン

昨年と比較すると1万円越えのワインはかなり減りましたが、今年は手ごろな値段で色々な味わいのワインを試飲させていただいて、昨年とは趣が異なり楽しめました!!

本日、一番と思ったNo.1ワインは、ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・ドメーヌ・ミシェル・ノエラ・レ・スショです!もー、お花畑感が半端無い!

そして、安旨ワインNo.1ワインは、エルギン・リッジ・282・シャルドネでした。

クジもあったり、お土産ももらえたりと至れり尽くせりで、またまた来年も来たいと思います。

これで3500円って、ありえないでしょ!!

いやー、ワインって本当に良いものですよね!さよなら、サヨナラ、さよなら!

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