稲庭うどんの代名詞的な高級稲庭うどんの「佐藤養助」に行ってきました。
こちらのお店は銀座6丁目のコリドー街の近くにあります。稲庭うどんの本場秋田県では、150年以上も続く老舗です。
都内だと直営店は、今回行ってきた銀座店以外だと日比谷店、赤坂店もあります。
お店の入り口にランチメニューがありますが、うどんにしては中々の値段設定です。
しかし、ピッカピカのうどんに魅せられて店内にLet’s Go!
店内には秋田県の支店リストが飾ってあります。
席に着いてメニューを開きます。
メニューを開くとランチメニュー以外に料理もお酒類もありますが、ビックリするほど高価ではありません。
ただ、今日はつるつるシコシコ感を味わいに来たので、オーソドックスな醤油せいろをオーダーします。
せっかくなので名物の二味せいろのセットをお願いしようとしましたが、醤油せいろと胡麻味噌せいろを、一緒に行った人とシェアすることにしました。
うどんは大盛無料でしたが、今回は普通盛りで。ひよった。。。
お茶とお手拭も手早く出てきます。
待つこと約10分、見るも美しい細麺タイプの艶やかな稲庭うどんのお成り!
何より見た目の盛り付けが良いので、これだけでも、おいしいね!
見て美味しいうどんとは、このうどんの為にある言葉です。
薬味、漬物の小鉢(いぶりがっこ、こんぶなど)もスモーキーでピノタージュとかと合わせてみたくなりました。笑
さて肝心の稲庭うどんは、さすがプリプリ、コシが強くて、まさにアルデンテ。
ただコシの食感を感じたい、のど越しを楽しみたい、これに応えてくれるのは、さすが日本三大うどんの一角をしめるだけはあります。素晴らしいうどんです!
醤油ダレとの組み合わせはシンプルですが、やはりストレートにうまさを感じさせ、薬味をいろいろ絡めると薬味と、うどんの相性の良さを感じますね!
麺は練る、練り返す、小巻きし、寝かす、熟成させ、手綯いし、つるし、また熟成させる。
次に伸ばし、乾燥させる、などなどの多数の工程を経て、手間ひまかけた極上の稲庭うどんが完成するんですよね。ありがたや、ありがたや。
昔々、稲庭うどんは、秋田佐竹藩の土産品として江戸へ献上されたそうです。明治時代には宮内省の御用達品として買い上げもされたという名品。納得の味です!
店内はうどん店にしてはオシャレな空間で、しかも照明の配置により落ち着いて食事が出来ました。
お店でしか味わえない、佐藤養助のこのツヤと喉越しの麺は、多少高い料金を払ってでも行く価値があると思います。
また会いにくるぜ、じゃあな!