内幸町で南インド料理の「ナンディニ」に行ってきました。
こちらのお店は新橋から新虎通りを虎ノ門方面に進むと右手にお店があります。大通りから少し入りますが、通りに看板があるのですぐ分かると思います。
テラス席もあってインド料理屋にしては、カフェ風な店構えで珍しいです。
また店内はわりと広くて50人ぐらいは入れそうです。スタッフは全員インドからの人達。
インドから現地の味をそのまま提供しようと日本まで来たそうで、最初は清澄白河にオープンして、こちらが2店目なんだそうです。
12時前に来たのですぐに入れましたが、12時頃は満席で待っている方もいらっしゃいました。
場所柄もあって欧米系のビジネスマンの姿が多いのが印象的でした。
お店の雰囲気は清潔でお客さんの半数以上は女子です。
メニューは南インド料理らしく、ミールスからマサラドーサ、イドリー、レモンライスなど、これは迷いがいのあるメニューです。笑
隣のおじ様とOLさんの席で、ナンは無いの?と少し無礼な感じでお店の方に質問しているおじ様がいらっしゃいました。質問するだけなら全く問題ないのですが、無礼な態度にほんの少しだけイライラしてしまいました。
やはりインド料理イコール、ナンというイメージが余りにも定着しているので仕方ないのかもしれませんね。
確かにナンでも食べてみたい気はするのですが、ここは南インド料理なので、そこは尊重してあげましょうね。
迷いに迷って選んだのはレモンライスで、カレーはチキンにしました。
5分ぐらいして登場!
軽い酸味の上品な香りが素晴らしいレモンライスがどーんと盛られ、ナッツと炒ったスパイスがトッピングされています。
チキンカレーはすばらしい仕上がりで、そのままでも、レモンライスと混ぜ合わせても、ほんと万能的に美味しいです。
チャトニは意表をついてフレッシュな青とうがらしの刻みが大量に入っています。笑
レモンライスを口に入れた瞬間、レモンの爽やかさが鼻から抜けて美味しいね。
同時に油のうま味と、スパイスの香ばしさが口いっぱいに広がって、非常においしい。
ナッツの歯応えもいいアクセントになっています。
そしてカレーのほどよく酸味がきいたレモンライスと混ざると、カレーのうまさがさらに引き立つ気がします!!
ラッサムは薄めのトマト風味で酸味が強くピリリとスパイシーです。
南インドでは日常的に飲まれているスープですが、最初南インド料理を食べたときは薄いカレーかなと思ったのは、今ではいい思い出。笑
いやー満足でした。
料理自体も変わらず素晴らしかったですし、接客も明るくて印象が良く、あとサービスでお通しのようなスナック菓子に、チャイまで頂けちゃったりと、ほんと何もいう事はなかったです。
この日は結構お腹が空いていたので、他にも何か注文しようかとも思っていたんですが、もう予想以上のボリュームに、お腹は完全にパンパン状態でした!!
ミールスを食べている隣の人は、量がかなりボリューミーに見えたので食べきれるか?と思うレベルでした。
さっぱりしているのでお腹に重たくはならないのが、南インド料理の良さですよね!とてもヘルシーな感じです。
メニュー構成、価格設定もわりと強気なのに、決してインド料理マニアではない人々にも受けているのは、土地柄もあるのかもしれませんね。
インド料理が、バターチキンカレー&ナンという呪縛から、解き放たれそうな勢いを証明するお店ではないかと思いました!!
また会いにくるぜ、じゃあな!