新橋界隈のカープファン御用達の広島風お好み焼きの「ソニア」に行ってきました。
広島の人って、広島風お好み焼きと言うと怒りますけど、何で怒っているかと言うと、向こうではお好み焼きといえば、広島風お好み焼きが普通なので、広島風と言われるとイラッと来るそうです。
大阪のお好み焼きも、関西風お好み焼きと言えば良いんじゃないと安易に考えてしまいますが、両方の出身の方に怒られそうですね。笑
両方ともお好み焼きと言うのが、失礼にならない事だけは確かですね。
それはさておき、今日行くお好み焼き屋さんは新橋駅から歩くこと7、8分ぐらいのところにあります。
不便な場所とも言えるこのお店ですが、お客さんでいっぱいで当然ですが、店内で待つことになりました。
店内には所狭しと、多くの芸能人らのサインが、広島カープのポスターなんかと一緒に飾られています。
プロ野球シーズンが開幕したら、カープファンには、たまらないお店でしょうね!
待っていると元気な女将さんに注文を聞かれます。
そばダブルにしようかと思いましたが、残すのもよくないと思い1.5玉にしました。この判断は正しかった。。
同時に最大20個ぐらいのお好み焼きを作り上げる鉄板で、どんどんお好み焼きがさばかれていきます。
しばらく待つと、カウンター席に案内さらます。
鉄板の上に生地を敷き、魚粉を振りかけたらキャベツをドサッと乗せて、とろろ昆布をその上に敷きました。そした大葉を乗せるのが珍しかったです。
カウンター席はどういう工程で出来上がるのか間近で見ることができて、待っていても飽きないものですよね!
美味しいお好み焼きを作るには、時間がかかる事がよーく分かります。
味変グッズにマヨネーズは完備されていません。このお店の独自ルールで半分食べてからじゃないとマヨネーズは提供されません。
なので、半分食べてからマヨネーズを皆さんオーダーしてました。
基本はマヨネーズをかける派なのですが、そんなルールがあるなら、今日はマヨネーズ無しでも良いかなと思い、マヨネーズ断ちをしました。笑
完成したお好み焼きのそばは一部がカリカリ、全体として水分少なめの仕上がりでした。
よくある本場の雰囲気をマニュアル化によって再現するのではなく、女将さんの心意気が東京人のファンに伝わって、店主と客によって織り成された、ここにしかない広島風お好み焼きがシッカリと根付いているところです。
出てきたお好み焼きは、薄い生地、カリッと焼けた豚肉、しんなり火の通ったたっぷりのキャベツ、1.5玉のボリューミーなそば、黄身を潰した目玉焼き、一面を覆い尽くすたっぷりの青ネギは、まさに広島風お好み焼きのイメージ通りの出来栄えです。
魚粉の効果ととろろ昆布のせいか出汁の味がしっかりあって、美味しいね。
そして、大葉の香りがふんわりして、良い気分になります!
ご常連さんや広島弁で会話されている方には非常に居心地がいいお店だと思います。
ぶち旨いので、皆さんも是非食べてみんさーい!(広島風)
また会いにくるぜ、じゃあな!