中央葡萄酒造の明野町・三澤農場で丹精込めて育てたカベルネ・フランを主体にプティ・ヴェルドをブレンド、厳しい選果と穏やかな抽出によって丁寧に造った「グレイス カベルネフラン」が、ふじまつから発売されています。
中央葡萄酒造の三澤彩奈さんは、ボルドー大学ワイン醸造学部を卒業し、ブルゴーニュ、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、チリ、アルゼンチンなどで醸造の経験を積んだ国際派で、自社のワインのレベルアップに日々凄い努力をされているそうです。
このワインは縁に紫色を帯びた濃いガーネットの色調。 香りのボリュームは大きく、ブルーベリーなどの黒系果実の香りがします。
爽やかなハーブ香の中に樽由来のロースト香、黒コショウなどのスパイスの香りがします。
口に含むとアタックは柔らかく、フレッシュな酸味、穏やかな果実味に若々しいタンニンによるスマートな印象に仕上がっています。
これも長い日照時間、緯度・標高からくる適温、吹き通る南風という、恵まれた自然条件が凝縮した果実味あふれるブドウを生み出すとのこと。
これまでも甲州やシャルドネなど、おもに白ワインでズバ抜けた品質を誇っていたグレイスワインですが、三澤彩奈さんが醸造の指揮をとるようになってからというもの、赤ワインの品質が驚くほど向上しました。
厳しい選果と穏やかな抽出、清澄やろ過を一切せず造り上げたカベルネ・フランはとてもエレガントです。
グレイスは、レストランで飲まれる事を想定してワイン造りをしているので、どのワインを飲んでもエレガントさが垣間見れて飲んでいて楽しいですね。
ご購入を検討されてみてはいかがでしょうか。