ワインの価格帯についての基礎知識

スーパーやレストランに行くと、様々な値段のワインがずらりと並んでいて、選ぶのに困ったことはありませんか?

私は今でもそうですが、ワインのエチケットを見ても味が想像できないので、ワインの赤・白・ロゼ・泡の4つを決めてから、後は価格で決めてしまうことが多かったです。

wine-list

このワインの価格帯について、ざっくりしたイメージをつかんでおくと購入の際に非常に役立ちます。

まず、ワインの1本あたりの価格は、大きく分けると以下の4つに分けれらます。

  1. 1,000円未満
  2. 1,000円以上から3,000円未満
  3. 3,000円以上から10,000円未満
  4. 10,000円以上

ここで気を付けることとしては、必ずしも「高い=美味しい」ではないということです。

高額なワインは、濃厚、長期熟成に耐え、アルコール度数が高い等の特徴があるため、若いワイン(10年以内?)を飲むと濃くて、渋いので一部のマニアしか美味しいと思わないです。もちろん熟成したワインは素晴らしい味ですが、飲み頃を間違えるともったいないことになります。

ワインの価格帯の特徴を以下にまとめました。

ワインの価格帯
A. 1,000円未満  毎日ワインを飲む方は、この価格帯のものを選べばいいと思います。ただし、低価格なものは味が薄いので原産地は選んだ方がいいです。チリ、南アフリカなどがオススメです。
B. 1,000円以上から3,000円未満  このクラスだと2,000円を超えてくるとワインの質は格段に上がってきます。ビストロなどは、このクラスのワインが主で出されます。
C. 3,000円以上から10,000円未満 フレンチ、イタリアンなどのレストランで、私のような一般人がギリギリ頼めるの高級ワイン。 記念日などに大切な人と飲むクラスとしてはベストです。
D. 10,000円以上 少し大げさですが、ワインマニアが人生を犠牲にして(富裕層は除く)集めるのが、このクラスのワイン。これ以上の価格は、少し乱暴に言うとワインの希少性だけしか違わない。また、このクラスのワインは、基本的に長期熟成しないと飲めないのでワインセラーが必要です。

個人的な所感としては、味の濃厚なものは価格帯が安くても比較的種類が豊富なので選びやすいです。一方、エレガントで繊細なものは、比較的高い価格帯でないと種類が少ないです。やはり繊細なものは、手がかかるためなんでしょうね。

結論としては、毎日飲むのであればお財布にやさしい1000円前後のものを選び、月一回や記念日とかに3000円前後のワインを選べば良いと思います。

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